Steam Machineが復活し大きな話題となっています。今回はSteam Deckをベースにした据え置きハードとなっており、Protonを使うことでWindows上のゲームとの互換性もあります。しかしすべてのゲームが互換性があるわけではありません。
Windowsベースのカーネルレベルのアンチチートは動作しない
Windowsには独自のカーネルがあり、SteamOSはLinuxカーネルを利用しています。Linuxはオープンソースで、Windowsはそうではありません。Windows上で構成されたカーネルにアクセスするアンチチートソリューションはLinuxカーネルで動作しません。
そのため、Riot GamesのVanguard、EAのJavelin、ActivisionのRicochetなどのアンチチートソリューションが採用されたゲームタイトルはSteamOSでは動作しません。ValveはEasy Anti CheatやBattleeyeなどいくつかのアンチチートソリューションについては企業と協力し、Linuxと互換性のあるバージョンを開発しています。
動作しないと思われる主なゲームタイトル
- Fortnite
- Apex Legends
- Valorant
- Battlefield 6
- Call of Duty Black Ops 7
- Tom Clancy's Rainbow Six Siege
- Destiny 2
- Rust
- Minecraft
- League of Legends
オンラインで対戦がメインの人気ゲームを楽しみたいのであれば、Steam OSは厳しい状態となっています。
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