マイクロソフトによるアクティビジョンブリザード買収は少しずつ現実に近づいてきています。今年の初めにマイクロソフトはコールオブデューティ、オーバーウォッチ、ディアブロ、クラッシュバンディクーなどで有名なアクティビジョンブリザードの買収を発表しました。
アクティビジョンブリザードはゲーム業界大手の企業であり、全世界的に大きなニュースとなりました。
早ければ30日以内に承認へ
Dealseakerの報告に寄れば、マイクロソフトはアクティビジョンブリザードの買収に関する情報と書類をFTCに2回目の提出を終えています。この後FTCが追加の情報要求を30日以内に行わない場合、自動的に米国政府によって買収は承認されます。
もしこれが完了してもアクティビジョンブリザードが完全に買収されるわけではありません。アクティビジョンブリザードは世界中で運営されており、イギリスの規制当局の承認も得る必要があります。しかし米国で買収が完了すれば非常に大きな1歩といえるでしょう。
2023年夏までに買収
マイクロソフトによるアクティビジョンブリザードの買収はゲーム業界だけでなくIT業界においても歴史上過去最大の買収となるため、世界各国の規制当局は慎重に審査を進めています。マイクロソフトは以前2023年夏までに契約が成立するという予測を述べていました。しかし規制当局の承認が早ければ、予想よりも早く実現する可能性もあります。
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