グラフィックスベンチマークツール「3DMark(有料版)」の最新版では、「メッシュシェーダーテスト」機能が追加されました。これによりマイクロソフトのDirectX12 Ultimateの機能の1つメッシュシェーダーの効果をテストすることが出来ます。
メッシュシェーダーとは
メッシュシェーダーとは、グラフィックスパイプラインを簡素化することで、開発者がより柔軟にジオメトリ処理を調整できる技術です。
https://wpteq.org/xbox/post-57613/
フレームレートが数倍に!?
https://www.youtube.com/watch?v=qlwR_9AAAVc
3DMarkのメッシュシェーダーテストでは、細かな彫刻の柱が並ぶ場所をレンダリングし、フレームレートを計測します。1回目は従来通りのレンダリング、2回目はメッシュシェーダーを使い、カメラが隠れた場所のレンダリングをメッシュシェーダーが省略します。
テスト結果は環境により様々ですが、4GamerはRTX 2070 Super環境で5倍、YouTubeのHardwareluxxはRTX3080環境で7倍速くなったと報じています。
もちろんこれはメッシュシェーダーの効果が出やすいシチュエーションでのテストのため、実際のゲームではこれほどパフォーマンスがでないと考えられますが、VRSやDirectMLのようなテクノロジーと組み合わせて使うことで、効果的に負担を軽減し、よりリッチな映像表現が可能になると考えられます。
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