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Xbox Series X版の最適化が甘い問題、マイクロソフトが開発会社と協力して修正へ。

マイクロソフトはXbox Series X版のゲームタイトルのパフォーマンスが十分に出ていないゲームタイトルについて、開発会社と協力してパフォーマンス向上作業にあたっていることを明らかにしました。

 

パフォーマンスが十分に出ないXbox Series Xタイトル

Xbox Series Xは現行世代のゲーム機で最もパワフルなゲームハードですが、残念ながらいくつかのゲームタイトルでは競合機種よりもパフォーマンスが下回るものもあります。

例えば、DiRT 5ではXbox Series Xの120fpsモードで非常に低いグラフィックス設定で実行されているとDigital Foundryは指摘しています。その他にもアサシンクリードヴァルハラやデビルメイクライ5スペシャルエディションでパフォーマンスが安定していないという指摘がありました。

なおアサシンクリードヴァルハラについては最近のパッチでパフォーマンスの修正が行われています。

 

問題修正中

The Vergeとのインタビューの中で、マイクロソフトは開発会社と協力してXbox Series Xでのゲーム体験を向上させる作業をしていると説明しました。

『Xbox Series X|Sで最適化された一部のタイトルでパフォーマンスの問題が発生していることを認識しており、最適な体験を保証するためにパートナーの皆様と積極的に問題の特定と解決に取り組んでいます』と担当者は説明しています。

『新しい世代のコンソールを始めるにあたり、パートナーの皆様は、次世代コンソールで何ができるかの表面に触れたばかりであり、新しいプラットフォームを最大限に活用する方法を学んでいく中で、マイナーなバグ修正が期待されています。』

『私たちは、今後も開発者の皆様と協力して、Xbox Series X|Sの機能をさらに探求していきたいと考えています。』

 

通常よりも遅い開発キットの提供

Xbox Series X|Sで最適化が十分ではない理由は、他のプラットフォーム似比べてXbox Series X|Sの開発キットやAPIの提供が遅く、開発会社が十分に使用できていないという事があげられています。

フィルスペンサー氏は最近のインタビューで、マイクロソフトはAMD RDNA 2.0のテクノロジーの完成を待っていたため製造が遅れ、その影響でXbox Series X|Sのユニットは今年の夏にスタートしたと説明しています。

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