最近のゲームタイトルではHDRと呼ばれる技術をサポートしていることがあります。HDRを使えば、対応したディスプレイで、ゲームに遙かに広い明るさと多くの色を表現出来ます。これによりSDRと比べて豊かな映像と奥行きを感じるようになります。
例えば、懐中電灯の光は遙かに明るくなり、赤い花は遙かに鮮やかに見えることになります。
HDRが一般的になる前のゲームはたくさんある
Xbox One Sが発売される前に発売された数千のXboxゲームはHDRをサポートされていません。しかしXbox Series S、Xbox Series XではオートHDRという機能が導入されます。
これはSDRにしか対応していないレガシーなゲームタイトルに自動でHDR機能を追加するというものです。オートHDRは、ゲームの本来のビジュアル意図を加えることなく、ビジュアルを向上させることが出来ます。
オートHDR機能はシステムで実装されるため、開発者側は何もする必要はありません。Xbox Series X|Sではハードウェアで実装されているため、CPUやGPU、RAMにパフォーマンスコストをかけることなく、遅延も発生させることなく、この機能を利用出来ます。
オートHDRの仕組み
ハードウェアブロックでサポートされている機械学習を利用してHDRを変える仕組みです。Gears 5のようなHDRに力を入れたゲームタイトルを学習させ、SDRのゲームタイトルにも適用させることが出来ます。
これは疑似HDRやHDRブーストのようなものではなく、本物のHDRと同じようにヒートマップを作成します。
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