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Amazon Game Studios「Crucible」の開発中止を発表、正式リリースからクローズドベータに逆戻りしていた作品。

Amazon Game StudiosはCrucibleの開発中止を発表しました。

 

逆戻りを続けたタイトル

https://www.youtube.com/watch?v=1w8aJJmhSf8

本作は2020年初めにSteamでリリースされましたがレビューは賛否両論となり、低調なスタートを切りました。プレイヤー数が少なくなると、ゲームは正式リリースをやめ、既存プレイヤーに限定したクローズドベータに戻されました。

その後このゲームのプレイを続けるファンと共にゲームの調整を進めていく見通しでしたが、残念ながら最終的に開発中止が決定しました。開発チームは「数ヶ月行ったアップデートでユーザーの皆さんの反応を見るのは好きでしたが、最終的にCrucibleを健全に持続させる未来を想像出来なかった」とコメントしています。

 

AmazonはMMORPGに注力

本作の開発中止を受けて開発チームは同じくAmazon Game Studiosが開発しているMMORPG、New Worldの開発にシフトすると発表しています。New Worldは2021年春にリリース予定です。

なおCrucibleのクローズドベータについては2020年11月9日までカスタムゲームをプレイすることが可能とのこと。課金要素については全額返金が行われ、まもなくゲーム内購入もシャットダウンされます。

Amazon Game Studiosといえば、2018年にマルチプレイヤーバトルゲーム「Breakaway」も開発中止にしました。今回Crucibleで2本目の開発中止となるわけですが、Amazonは自社のゲームプラットフォーム「Amazon Luna」ゲームストリーミングプラットフォームのためにゲームへの取り組みを続けています。

 

 

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