マイクロソフトはXbox Series Xでの下位互換について以前説明していましたが、Xbox Series Sについては互換機能は多く触れられていませんでした。しかしXbox Series Sでも多くのアップグレードを受け取ることが出来るようです。
Xbox Series Sでの互換機能
https://www.youtube.com/watch?v=mL4OC46VzFw&feature=emb_title
初代Xbox/Xbox 360ゲームでの互換
2001年の初代Xboxタイトルでは、Xbox Series Sでも解像度が3倍、つまり最大1440pの解像度でプレイすることが出来ます。Xbox One X Enhanced対応されたXbox 360タイトルでも同様に解像度が2倍となり、最大1440pの解像度でゲームプレイが可能です。
Xbox Oneゲームでの互換
Xbox Oneタイトルについては、既存のXbox One X EnhancedについてはXbox Series Xでしか利用出来ません。Xbox One X Enhancedは一般的に高解像度、高解像度テクスチャ、ハイリフレッシュレートなどが利用出来ます。
Xbox Series SではXbox One Sバージョンをベースとしますが、いくつかの追加のパワーを使った機能を利用出来ます。まず動的解像度スケーリングを利用しているタイトルでは解像度が向上します。またテクスチャフィルタリングの品質が改善します。内蔵ストレージを使う場合、高速SSDでロード時間が短縮され、AIによるAutoHDRでHDRも美しく表現されます。これはHDRをネイティブでサポートされていないゲームでもすべてのゲームで利用出来る見込みです。CPUのパワーアップで可変FPSタイトルのフレームレートが安定します。
一部対応ゲームはフレームレート2倍化
さらに一部Xbox Oneゲームで利用出来るフレームレート2倍化機能についてはXbox Series Sで利用出来ます。これはXbox One Xでは利用出来ない機能です。Xbox Series Sは、Xbox Oneの2倍を超えるCPUとGPUパフォーマンスがあるため、ゲームでこれを適用するのは難しくありません。
「これを実行するのに実際のパフォーマンスチューニングは必要ありません。多くの場合、3行ほどゲームコードを書き換えるだけで簡単に実行出来ます」「それほど簡単ではない場合だとしても修正はまだ僅かです。群衆アニメーションが通常2倍の速さで動作したことを除いて、フレームレートを2倍にするのはほぼ完璧に動作するAAAタイトルが1つありました。これらを修正するのは簡単です。ゲーム開発者やパブリッシャーと協力してXbox Series Sでもフレームレートの2倍化を可能にします」
「場合によっては、サービスベースのゲームやアクティブなコミュニティが残っているゲームの方が、開発者が動きやすいです」とプロダクトマネージャーのXboxディレクター、Jason Ronaldは話しています。
「そして他の場合では以前タイトルと同じく、私たちだけで出来るかも知れません。機能強化について近日情報を共有する必要があるでしょうね。」
30fps→60fps、60fps→120fps
既存のXboxタイトルはXbox Series S、Xbox Series Xで様々な方法で強化出来ます。一部互換タイトルでは様々な魔法を駆使することで、30fpsゲームを60fpsで動作させ、60fpsゲームを120fpsで動作させることが出来ます。
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