音楽聴き放題サービス最大手のSpotify、今までPlaystationとの独占契約でXbox Oneでは利用できなかったのですが、先日Xbox One向けにも提供が開始され利用を始めたという人も多いのではないかと思います。
そんなSpotifyの落とし穴”30日間で15時間まで”という時間制限のお話をしたいと思います。
無料版Spotifyの落とし穴
音楽聞き放題サービスSpotifyの有料版と無料版との違いは以下の通りです。
無料版
・シャッフルプレイ聴き放題
・広告あり
・スキップ制限
・オンラインストリーミングのみ
・好きなトラックの再生に制限
・音質は低め
プレミアム(有料版)
・シャッフルプレイ対応
・広告なし
・スキップ無制限
・ストリーミング・オフライン再生対応
・好きなトラックをいつでも聞ける
・高音質再生対応(320kbps)
上記の制限は全世界共通の物なのですが、日本版はこれに加えて「好きな楽曲再生対応デバイスでの再生が15時間に制限される」という物があります。
Spotifyの無料版は実はパソコン、タブレット、ゲーム機では自由に楽曲再生可能、ただしスマートフォンはシャッフル再生のみ対応という制限があったのですが、日本版ではこの自由に楽曲再生可能なデバイスでは30日間で15時間しか再生出来ないという制限があります。
「音楽聴き放題を無料で」という内容から日本で展開すること事態が無理なんじゃないかと国内サービス開始前は誰もが思っていたサービスなので、15時間制限があっても検討している方ではないかとも思うのですが、やはり実際に使ってみると結構この制限、邪魔です。
ということで無料会員でも時間制限をなくす方法をご紹介します。
Spotifyの海外アカウントを取ればOK
上記でお話ししたとおり、Spotify無料会員の30日間/15時間再生までという制限は日本だけです。 ということなので海外アカウントを使えばこの制限を突破できます。
なので無料で使うつもりなら海外アカウントで音楽を聴く方が少しだけオトクなのですが、海外アカウントを使う上でいくつか注意点があります。
・海外アカウントは30日に1回、設定した国のIPアドレスからログインする必要がある
・海外アカウントと日本アカウントは楽曲が異なる場合がある
上記2つの問題があります。
まず「IPアドレスの制限」ですが、旅行者のために30日間だけは他国で接続しても良いという制度になっていますが、30日以上の場合エラーが出てログインできなくなってしまいます。
この問題はどの端末からでもいいので、月に一度VPNで海外接続設定した状態でSpotifyを開くだけで解決出来ます。
ちょっと面倒ですが、お使いのスマートフォンにVPNアプリを予め入れておき、ログインするだけ。 と考えればそこまで面倒でもないかな? と思います。
そして2つ目の問題「日本と海外版では楽曲が違う」という問題ですが、これはまあ仕方ないですね。 楽曲の権利を管理している団体が国毎で違うかったり、方針が違うかったりするので。
ただ私の印象としてはJ-POPも洋楽も海外版の方が曲が多いような気がします。 日本向けの方が制限が厳しい印象です。 なのであなたが好きなアーティストの曲が入っているかは分かりませんが、海外版の方が全体として曲は多いです。
海外アカウントの取り方
それでは海外アカウントの取得方法をご紹介しましょう。
アメリカのSpotifyの登録ページに行き、登録します。
この際メールアドレスはSpotifyの登録に使った物とは別のアドレスにして下さい。
次にスマートフォンなどのSpotifyアプリでVPNを使ってログインします。
ログイン出来たら、後は他の端末でもログイン出来るようになっているはずなので、そのままログイン、設定して下さい。
VPNアプリとは?
VPNアプリ使ってないよ!という人のために簡単にご説明しますと、海外のサーバを経由して海外から接続してることにしてしまうというツールです。
なので日本に居ながらアメリカから繋いでることに出来ちゃうんです。
私はPureVPNやPrivate Internet Accessといった有料VPNをオススメしますが、Spotifyにちょっとログインするだけなら無料VPNでも良いんじゃないかと思います。
無料VPNなら大手Hotspotshield あたりでも代用できそうです。
月に一度、何かのデバイスでアメリカから接続すればいいので、スマホなど手軽にVPN接続出来るマシンでSpotifyを利用することをお勧めします。
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