気軽なSNSの冗談ならそれほど問題はなかったかもしれませんが、Xboxのシニアソーシャルメディアマネージャーのツイートは説明することを余儀なくされました。
PS5 ProもXbox
The Game Awardsの司会者として知られるGeoff KeighleyしがPS5 Proの30周年記念エディションを購入したとツイート。それに対してXboxのシニアソーシャルメディアマネージャーは、『This is an Xbox(これはXbox)』というマーケティングスローガンを使用して加工画像をリプライしました。
https://twitter.com/steinekin/status/1860086399040651681
たしかにPS5 ProではSea of Thievesやマインクラフト、Fallout、Call of Duty Black Ops 6、Over Watch 2など、Xboxが提供しているゲームはたくさんあるため考え方によってはXboxだといえなくもないかもしれません。
ジョークだと釈明
投稿したXboxの広報、Stein氏は『Twitterを真剣に捕らえすぎてる人もいる。これはジェフとジョークを言ってるだけだよ』と説明しました。もちろん投稿は単なるユーモアを意図したものだったかもしれませんが、あらゆるものがXboxというXboxの方針および『This is an Xbox』というキャンペーンは必ずしもXboxファンに喜ばれているわけではなかったことも影響しているかもしれません。
すべてのものがXboxというのは、スマートフォンやテレビなどでもクラウドを通じてゲームを提供したり、またそれ以外でもPCなどでネイティブでゲームが楽しめるというものです。加えてXboxはSwitchやPS5などライバルプラットフォームにもゲームを提供し、あらゆる場所でゲームを楽しめることをアピールしています。これはXboxコンソールにこだわるファンにとってはあまり面白いキャンペーンではありません。
ゲームを多くの人に届けるというのは素晴らしいものですが、ユーザーとの向き合い方についてはもう少し慎重になった方がいいかもしれませんね。
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