Xboxで今年リリースされる年末のゲームタイトルの1つ『Microsoft Flight Simulator 2024』は見逃されがちですが、前作から大きなアップデートが行われた最新タイトルです。本作の開発中に意外な開発チームから頻繁に電話がかかってくるようになったことが明らかになっています。
Call of Dutyチームから電話がかかってくるようになった
マイクロソフトは昨年アクティビジョンブリザードを買収し、Call of DutyフランチャイズもXboxのファーストパーティに加わりました。その後Call of Dutyの開発チームからMicrosoft Flight Simulatorのチームには『ニューヨークをシミュレートしたい』というような電話が頻繁にかかってくるようになったとVenture Beatのインタビューで話されています。
正しMicrosoft Flight Simulator 2024に収録されているのは地球規模のデータで、ニューヨークの本物と同じスケールのデータとなっています。そして多くのゲームにとって現実世界と同じスケールは求められておらず、空間に最適化された物でなければ大きすぎてゲームがつまらなくなると語りました。
一方で彼らが一部を切り取って結合したりするのに利用するためにデータを提供できると語りました。
リアル路線のゲーム開発に役に立つかも
Microsoft Flight Simulator 2024はXboxのユニークなフライトシミュレーションタイトルです。しかしこのゲームの開発で培われたテクノロジー、データは非常に多くの資産だといえます。
Call of Dutyチームが開発協力を求めたように、例えばFalloutやStarfieldのようなオープンワールドゲームの開発資料としてMicrosoft Flight Simulatorのデータを用いたりするようになれば、より効率的にリアルなフィールドが作れるかもしれないというのは非常に興味深いものではないでしょうか。
UBISOFTがアサシンクリードやディビジョンのようなゲームで現実世界の町並みを再現することがありますが、こういったゲームタイトルの開発に役立つものになるかもしれません。
The metaverse didn't die. It moved inside Microsoft Flight Simulator 2024 | Jorg Neumann interview | VentureBeat
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