Xbox Game Passが値上げされてもお得すぎるワケ。

マイクロソフトは最近ゲームのサブスクリプションサービス、Xbox Game Passを値上げするという発表を行いました。これにより、Xbox Game Passのプランとサービス内容が見直され、価格も変更されています。

これによってXboxコミュニティでは「値上げ後も契約を続けるべきか」というのが議論に上がっていますが、この記事では値上げされてもお得すぎると感じている理由をご紹介します。

円高で実質米国価格の半額以下!?超お得すぎる日本版ゲームパス

今回の値上げはXbox Game Passが提供されるすべての国と地域で行われます。

今回の値上げで、米国ではXbox Game Pass Ultimateは16.99ドルから19.99ドルに値上げされます。これは記事執筆時現在のレートでいえば日本円で、2692円から3167円に値上げされたことになります。一方で日本版ゲームパスの価格で言えば、1210円から1450円への値上げとなります。元の価格、調整額を見ていただければわかるとおりこれは非常にお得です。

値上げ後の価格を米国の価格と比較すると、1717円もお得に契約できます。つまり米国価格の半額以下でXbox Game Pass Ultimateを利用できるということになるからです。

もちろん、ゲームパスには日本語に翻訳されていないゲームタイトルや、日本では利用できないサービスもありますが、それを考慮しても半額以下は安すぎる!

続々登場、アクティビジョンブリザードタイトル

Xbox Game Passにはマイクロソフトが買収し、傘下に収めたゲーム会社「アクティビジョンブリザード」のゲームタイトルが今後ゲームパスに追加される見込みです。

「Call of Duty」シリーズは毎年新作が発売されますが、毎回1万円程度の価格で販売されており、ゲームパスでCall of Dutyを遊ぶだけでもほとんど元が取れます。「ディアブロ 4」などのセールでもまだまだ価格が高いタイトルもゲームパスに収録されています。

今後「クラッシュバンディクー」や「スパイロ」のような人気作品も追加されることが期待されます。もちろん自社タイトルなので原則サブスクリプションから消えることはありません。アクティビジョンブリザードのタイトル分の値上げではないと言われていますが、もしそうだとしても十分に納得できるほど充実したサービスの強化が期待されます。

そもそもお得すぎるサービス

 

最後に、ゲームパスはそもそもお得すぎるサービスだということです。マイクロソフトのファーストパーティスタジオであるXbox Game StudiosやBethesda Softworksのタイトルが発売日からプレイすることが出来、マイクロソフトが選んだインディーを中心としたサードパーティのタイトルが毎月複数本発売日からプレイ出来ます。これは非常に大きいことです。

他社ではデイワンがほとんどないサブスクリプションサービスが提供されていますが、興味があるタイトルはそもそも発売日かセールで購入してしまうことが多いため、サブスクリプションサービスに後から入っても購入していたなんてことが少なくありません。だからデイワンで提供されることに意味があるのです。

またクラウドを利用することが出来るのも大きなポイントです。環境によっては非常にスムーズに動くようになっており、場合によっては実機に迫るレベルとなっています。私の場合もスマホやPC、コンソールのXboxアプリ・公式クライアントからではまだ少し不安定ですが、ブラウザでBetter xCloudを導入した環境であれば非常に安定した動作が可能となってきました。私はクラウドは既に実用的にもアリなサービスとなりつつあると感じています。

結局使う人次第だけど、お得なのは間違いない

ゲームパスは間違いなくお得なサービスです。遊べば遊ぶほどお得感が増していくので、ゲームをたくさん遊びたい人にとってはもってこいのサービスです。

逆に言えば、特定のゲームだけを楽しみたい、それほど多くのインディー・Xboxファーストパーティタイトルをプレイすることを望んでいないのであれば十分に楽しめない可能性があります。(面白いゲームはたくさんあるので、興味がない方もこの機会に食わず嫌いせずに色々と遊んでみて欲しいなとは思います)

もしも、Xbox Game Studios、EA、Bethesda、Activision、Blizzardといった海外の大手ゲームメーカーの作品に興味があるのであれば、かなり満足度は高いはずです。

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