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Xbox One、初期の計画では「Xbox 720」と呼ばれる可能性があった。

マイクロソフトは2013年にXbox 360に続く後継ゲームハードとして、499ドル(約5万円)でXbox Oneを発表しました。しかし開発当初は「Xbox 720」として299ドルで販売される予定だったというリークが行われました。

Xbox 720として発売される予定だった

Redditで月曜日の朝に投稿されたPDFファイルはXbox 720の計画の初期の資料と思われるもので、PDFファイルはすぐに削除されました。しかしWindows CentralはそのPDFデータの信憑性を検証し、本物である可能性が高いとしています。

このスライドにはマイクロソフトが「プレミアムリビングエンターテインメントの唯一のデバイス」とする計画を語っており、ゲームだけでなくテレビやブルーレイ、音楽やビデオストリーミングを楽しむためのものだと強調されています。またスマートフォンやタブレットのコンパニオンアプリと連携してデバイス間でシームレスに体験をさせる計画や、モーショントラッキングコントローラーKinect v2を同梱することも強調されています。

このスライドの中で特に注目すべきポイントは当初は299ドルで販売が予定されていたということです。マイクロソフトは最終的に499ドルで販売を行いましたが、消費者はこの価格を受け入れることが出来ず多くの批判が集まりました。もしも299ドルで販売されていたら、399ドルのPS4と比べてこれほど批判されることはなかったかもしれません。

またマイクロソフトはコンソールのライフサイクルを10年間と定義しており、1億台を販売する目標を立てていたことも明らかになっています。結果的にXbox Oneは2013年から2020年までの間販売されており、Xbox Series X|Sの登場とともに生産終了となりました。Xbox Oneの累計販売台数は5860万台以下と推定されています。

Xbox 361も計画されていた

マイクロソフトは2012年にXbox 361と呼ばれるゲームハードの開発も計画していたとのこと。これはすべての人とすべての部屋にXbox 360を置いて貰うことを目指した低価格のXbox 360で、現在販売されているXbox Series Sに近いものだったと思われます。

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