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「Palworld」ポケモンMODが開発中止に、任天堂から権利侵害で止められる。

XboxとWindows PCでアーリーアクセスが開始されたオープンワールドサバイバルアクションゲーム「パルワールド」は大ヒットを記録しています。本作で登場するモンスター、パルのビジュアルはポケットモンスターの影響を強く感じるもので、ポケモンと似ていると多くの人から声が寄せられていました。

そこであるMOD開発者が本作のキャラクターをポケモンのものに置き換えるMODを開発したところ、任天堂からDMCAテイクダウンが行われ、停止となってしまったとのことです。

DMCAテイクダウンが行われる

YouTuberのToastedShoesはパルワールド向けのMODとして登場するすべてのパルをポケモンへと置き換え、主人公のグラフィックをアニメポケットモンスターの主人公であるサトシに置き換えるというものを制作していました。

その開発中のビデオが公開されていましたが、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)によるテイクダウンが行われ、ビデオは削除されました。削除された動画には「この動画にはNintendoさんのコンテンツが含まれているため、著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています」と表示されるとのこと。

これを受けてMOD制作者のToastedShoesはMODの公開を延期すると語っています。開発者はMODはいつか公開したいと考えているものの、任天堂とのさらなる問題をさけるために軽い気持ちで公開したいと語りました。

MODと権利侵害は紙一重な側面も

アメリカなどの一部の国ではフェアユースという概念が著作権法にあります。これは一定の条件を満たせば、著作権者から許可を得なくても著作物の再利用が出来るという法原理です。

米国では「解説やニュース報道、教室における学習目的での理由、研究または調査目的であれば、著作権侵害にならない」とされています。

そのため、一部の海外のMODでは、他のゲームからデータを解析して抜き出したものを他のゲームに移植するというような行為が行われており、今回の「ポケモンMOD」もなんらかのポケモン作品のデータが使われていたと思われます。

Xbox  Game PassでPalworld

不思議な生物『パル』と一緒にのんびり生活するか、密猟者達との命の削り合いに身を投じるか。 パルは、戦闘させたり、繁殖させたり、農作業を手伝わせたり、工場で働かせることができます。 売り飛ばしたり、解体して食べることもできます。

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