開発キットを提供するUnityは新たなRuntime Feeを導入することを発表しました。これにより多くの開発者はUnityの新プランに反対する声明を出しています。
Unity EditorとUnity Runtime
新しい計画では、過去12ヶ月の最低収益基準を達成した場合、1インストールあたり0.01ドル~0.20ドルの範囲でUnityへの支払いが生じるという内容になっています。
ご存知の方も多いと思いますが、Unity Engineは、実際にはUnity EditorとUnity Runtimeという2つの実質的なソフトウェアコンポーネントです。Unityランタイムは、プレイヤーのデバイス上で実行されるコードであり、Made with Unityのゲームを、月間数十億ダウンロードの規模で動作させるものです。
エンドユーザーが対象ゲームをダウンロードするたびに、Unityランタイム料金を導入します。これは、ゲームがダウンロードされるたびにUnityランタイムもインストールされるためです。また、初期インストールベースの料金では、レベニューシェアとは異なり、クリエイターはプレイヤーのエンゲージメントから継続的に金銭的利益を得ることができると考えています。
ゲームパスへの影響は大きい可能性がある
Axiosの取材に対して、Unityはマイクロソフトが経済的負担をかぶると認めました。
ゲーム・パスやその他のサブスクリプション・サービスについては、(ユニティのクリエイト・ソリューションズ担当プレジデントであるマーク・ウィッテン氏は)アグロ・クラブのようなデベロッパーが負担することはないと述べた。
これにより、今後Unityを使用しているゲームはXbox Game Passのようなサブスクリプションサービスに採用される機会は減る可能性があります。インディーゲームは多くがUnityで開発されていますが、一部のデベロッパーはUnreal Engineへの切り替えを検討しています。
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