マイクロソフトの史上最大の買収劇の終わりは近い?
最近米国連邦取引委員会(FTC)はマイクロソフトによるアクティビジョンブリザードの仮差し止め請求を却下したコーリー判事の判決を不服として上訴しました。さらに差し止め命令の拡大も求めていました。
正式に却下
米国時間で金曜日に米第9巡回区控訴裁判所で正式に却下されました。つまりマイクロソフトは米国で合法的にアクティビジョンブリザードの買収を行うことができます。
マイクロソフトのブラッドスミス氏は次のように述べています。
「我々は、第9巡回区がアクティビジョンとの取引をさらに延期するよう求めるFTCの申し立てを却下した迅速な対応に感謝している。」
なぜ仮差し止めは却下されたのか
今回のマイクロソフトアクティビジョンブリザード VS FTCの裁判を担当したコーリー連峰判事は、「おそらくソニーにとっては悪いことだが、Call of Dutyを遊ぶゲーマーや、将来のゲーマーにとっては良い買収」と述べ、規制当局による買収差し止めを却下しました。
買収成立への期待
現在英国CMAは買収の差し止めを一時中断し、新たな救済策を前向きに受け入れること示唆しています。その中にはマイクロソフトが英国でのアクティビジョンブリザードタイトルのクラウド事業の権利を売却することも検討されているとのこと。
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