｢Skyrim｣に｢ChatGPT｣をNPCに組み込み、会話を生産するMODが登場。

Bethesda Softworksはエルダースクロールズの次回作を開発し、エルダースクロールズオンラインもコンテンツのアップデートを続けていますが、エルダースクロールズV:スカイリムについてはファンの手によって常に新鮮さを保っています。

NPCと会話できるスカイリム

https://www.youtube.com/watch?v=Gz6mAX41fs0

このMODはSkyrim VRで撮影されており、自然な言語を生産するAI｢ChatGPT｣、Skyrimに登場する演技をAI学習して生産するxVASynth、そして声を変換するWhisperを組み合わせてNPCとやりとりを行い、プレイヤーに反応するようにしたとのこと。

このシステムではChatGPT側にキャラクターの基本的な背景や設定が説明されており、そのキャラクターになりきって会話するように指示が行われます。Whisperはプレイヤーの声をテキストに変換し、ChatGPTに話しかけます、そしてChatGPTはその返事を生産し、xVASynthによって音声が出力されるという仕組みです。

このデモ映像では、プレイヤーと過去の会話を記憶するようになっているので、ドラゴンのいる現実に基づいて会話をしています。またMODでは会話終了時に会話の要約を作り、過去の会話が記憶されるようになっているとのこと。つまりNPCはプレイヤーと話した内容を記憶し、思い出すことが出来ます。

将来に期待するテクノロジー

現時点ではまだまだ実験的なもので、会話がうまくいかないことや、音声合成の声は不自然に聞こえる部分もあります。しかしこれはあくまでもMODによって実現していることで、将来的に企業がこういったテクノロジーを活用した場合、より精度の高いものが出来ることが期待されます。

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