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反トラスト法の専門家、FTCによるアクティビジョンブリザード訴訟はくだらないと発言。

現在マイクロソフトはアクティビジョンブリザードの買収作業をすすめており、その中で米FTCは購入の阻止のために訴訟を行いました。この件について元反トラスト法の専門家のダグラスメラメド氏はこのFTCの戦略を『くだらない』とコメントしました。

FTCは訴訟の仕方をしらない?

Straight Arrow Newsによると、反トラスト法専門家のDouglas Melamed氏は、MicrosoftによるActivision Blizzard買収を阻止しようとするFTCの戦略に極めて懐疑的な意見を述べています。

メラメド氏は、「それはちょっとおかしいと思う」と言う。「敗訴した場合、議会が導き出す可能性が高いのは、悪い案件を持ち込んだか、訴訟の仕方を知らないかのどちらかだと思う」

メラメド氏は、以前マイクロソフト社に対して起こされた反トラスト法裁判の主席副司法長官補を務めた経験があり、その経験から今回の訴訟をおかしいと感じているようです。

アクティビジョンブリザードの買収、どうなる

マイクロソフトとアクティビジョンブリザードのどちらも今回の訴訟に対して戦う姿勢を見せており、FTCは大手二社を相手取った訴訟をすることになります。最終的にどうなるのかはわかりませんが、すでにFTCの発言のいくつかは事実と異なるとされており、FTCに有利に動くようにはあまり見えない状況となっています。

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