EUの独占禁止法に関するMicrosoft Teamsの調査にマイクロソフトが協力する姿勢を見せる。

マイクロソフトといえば現在規制当局とアクティビジョンブリザードの買収に関する調査の話題がホットですが、規制当局と話し合われているのはそれだけではありません。ロイターによれば、Slackの苦情により独占禁止法の調査が行われており、その問題を解決するためにEUと協力することを望んでいるとのこと。

Slackの市場を奪うTeams

Slackは2009年に登場しましたが、2017年に登場したMicrosoft Temasはワークプレイスコラボレーションツール市場で脅威となりました。Teamsは市場で人気の高いデスクトップソフトウェアの制御機能や、Microsoft Officeとの高い連携機能など競合他社には真似することができない機能が多く含まれています。

Slackはこれに対して、TeamsはMicrosoft Officeにバンドルされることで、反競争的な行為を行っていると強調しました。

調査に協力的

EUは約1年前にSlack、Zoom、Google、Facebook、Ciscoに対してMicrosoft Temasの行動に対する意見アンケートを送っていました。現在マイクロソフトは規制当局と協力し、問題解決に取り組んでいると報じられています。

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