ゲームの基盤となるゲームエンジンでも特に人気があるものの１つ、Unityは最近基調講演を行いました。この中でXbox Series Xを使った興味深いデモを披露しています。
本格的なレイトレーシングと4Kを両立
このデモはEnemiesと呼ばれるデモで以前Unityが公開していたデモをXbox Series Xに移植し、最新のテクノロジーで最適化されたもののようです。Xbox Series X上では4Kで動作し、本物のようにリアルなディテールの人物が印象的な映像となっています。この映像ではリアルタイムレイトレーシングも使用されており、光沢のある自然な光も感じることができます。
「これはすべてリアルタイムレイトレーシングで実現するもので、DirectX 12の安定した基盤の上で実現できるのです。」
軽量なキャラクターモデルで実用的な高画質映像を
このデモの興味深いポイントとしてはUnityが買収したZiva Dynamicsのテクノロジーにより、リアルタイムで利用できる軽量モデルを統合しているとのことです。
「このツールセットは、今日のゲームで使われているフェイシャルアニメーション手法では不可能なレベルの品質とインタラクティブ性をもたらします。Zivaのパペットはわずか50メガバイトで、これほど忠実度が高いのに、信じられないほど軽量です。つまり、ゲーム全体の全キャラクターに対してスケール感のあるフェイシャルアニメーションを制作することができ、メモリ制限内で高いクオリティを維持することができるのです。」
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