Xboxのアクティビジョンブリザード買収、ブラジルで制限なく承認へ。

Xboxによるアクティビジョンブリザードの承認は様々な政府当局から調査が進められていますが、一部の地域では審査の通貨が行われ始めています。8月にはサウジアラビアが条件を付けずに取引を承諾し、今月はブラジルも合併の承認を行いました。

制限なく合併できる

今回ブラジルの競争当局CADEは新しい文章で制限なく合併できると述べました。

ブラジル当局は「Call of Dutyの人気を考えれば、買収後プレイステーションのユーザーがXboxやPCに移行することは十分に考えられる」としつつも「競合するFPS(バトルフィールドやレインボーシックスなど)はほかのプラットフォームで有利になる可能性もある」としました。

また「競争当局の目的は消費者の幸福を守るためであり、特定の競合他社の利益を守るためのものではないこと」、「任天堂はアクティビジョンブリザードのコンテンツに依存していないこと」、「独占コンテンツへの投資はゲーム機市場において一般的であり、プレイステーションの成功も(独占コンテンツが)主な要因の1つであること」などが要約にまとめられました。

買収完了に向けて

マイクロソフトは2023年6月末までに買収を完了させる予定だとしており、現在各国での審査を待つ状態となっています。またマイクロソフトは先日アクティビジョンブリザードの買収で開発者やユーザーが受けるメリットについて説明するWebサイトを開設しました。

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