アナリスト、アクティビジョンブリザードの買収は年内に確定する可能性があると予測。

マイクロソフトにとって最近の最大のニュースは「アクティビジョンブリザードの買収」です。「コールオブデューティ」や「クラッシュバンディクー」、「ディアブロ」など多くの人気ゲームを抱えるアクティビジョンブリザードをマイクロソフトが買収するというのはゲーム業界だけでなくIT業界でも大きな注目を集めるものでした。

当初マイクロソフトは2023年6月30日までに買収を終わらせるとしていましたが、もしかすると思っているよりも早く終わるかも知れません。

法律的に阻止する理由がない

アナリストのマイケルパクター氏はYahoo!ファイナンスライブに出演し、アクティビジョンブリザードの買収について語りました。彼の意見では主な潜在的な障害はFTCだとのこと。しかしアクティビジョンブリザードの買収を止める法的根拠はなく、合意に達すると予測しているようです。

「FTCがやりそうなこと、やるべきことは、Microsoftとの合意を求め、合併を阻止せず、合併阻止のための訴訟もしない、同意協定を締結することである。」

「そしてその同意書には、ゲームの価格やゲーム機のコストを上げるつもりはない、と書かれていることでしょう。そして、アクティビジョンのゲームでプレイステーションをサポートすることは絶対に継続します。それが実現すれば、この取引は成功です。」

パクター氏は10月に行動を起こさなかった場合は、2022年末、遅くとも1月15日までに取引が完了すると予測しています。

Xbox傘下になったらどうなるの?

アクティビジョンブリザードがマイクロソフトの傘下になった場合、Xbox Game Passに多くのアクティビジョンブリザードを追加したいという意向を明らかにしているため、ゲームパスのラインナップに大量追加が行われるものと思われます。

ソニーとの独占契約の都合上「コールオブデューティフランチャイズ」が追加されるのは少し待つ必要があるかも知れませんが、「クラッシュバンディクー」「ディアブロ」「オーバーウォッチ」などアクティビジョンブリザードの豊富なゲームラインナップの追加が期待されます。

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