ゴッドオブウォーの生みの親、フィルスペンサーの管理能力に疑問の声をあげる。

マイクロソフト傘下スタジオの『Bethesda Softworks』は、『スターフィールド』と『レッドフォール』の2タイトルを2023年に延期することを発表しました。このことを受けてゴッドオブウォー1・2のディレクターとして知られるデビッドジャッフェがコメントを行いました。

フィルスペンサーは管理するのが苦手

デヴィッドジャッフェは彼のYouTubeで次のようにコメントしました。

『あなたは最低だ、フィル・スペンサー。28歳の時の私みたいだ。少なくとも当時は、デザインもできるし、商業的なアイデアもあったし、時代の流れに脳みそを直接突っ込んでいた。7、8、9ヶ月でゲーム制作はおろか、ディレクションもできないことに気づいたんだ。』

『セラピーでも受けてこい、フィル・スペンサー。あなたはこの役に向いていない。お前には無理だ、そんな奴にはなれない...おい、これは一回限りじゃないんだ。』

ビジョンは素晴らしい

一方でフィルスペンサーの優れた部分についても話しており、彼を解雇してはならないと続けています。

『フィル・スペンサーを解雇しないでください。フィル・スペンサーは先見の明があり、私はゲームパスの彼のビジョンが大好きで、もし誰かが彼を自分のやり方から解放することができれば、彼はゲーマーとアートフォームにとって絶対に素晴らしい、破壊的な動きを導く剣の先端になることができます。しかし、もし彼が自分のやり方から抜け出せず、開発管理の方法を知っている人を雇うことができなければ......』

『フィル・スペンサーは、あなたの計画は健全で、これらのスタジオのインフラは健全で、素晴らしいです。でも、あなたには管理できない。』

フィルスペンサーは現在スタジオの管理担当ではない

フィルスペンサーはXbox Game Studiosの管理者ではなく、”Xbox全体の責任者”です。Xbox 360の時代はMicrosoft Game Studios Manegementという肩書きで文字通りファーストパーティゲームの管理を担当していましたが、現在はハードウェアやサービスなどを含むXboxゲーム事業の全体を仕切っており、ファーストパーティスタジオの管理は後任者であるMatt Bootyに任せています。

Xbox Game Studiosの抱える課題

Microsoft Gaming・Xbox Game Studiosは現在数多くのスタジオを抱えており、今後アクティビジョンブリザードもその仲間に加わる予定です。スタジオが増え続ける一方でリリースされるゲームはそれほど増えておらず、一部のファンは不満を募らせています。

Xbox Game Studiosは他社のファーストパーティと比べると長期運営のサービス型ゲームが多く、『Halo Masterchief Collection(2014)』や『Sea of Thieves(2018)』などもアップデートが続けられています。そのためすぐに開発者が次のプロジェクトに移ることが出来ないため、開発のペースが遅くなりがちになる傾向があります。

マイクロソフトが高品質な作品をより多く、よりスムーズにリリースすることはスタジオが抱える問題としては多くの人が同意する問題だと言えるかも知れません。

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