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Quakeがアップデート、アクセシビリティオプションが追加へ。

Microsoft/Bethesda Softworks/id Software/Machine GamesはQuakeの最新のアップデートをリリースしています。本作は26年前にリリースされたゲームタイトルですが、今回のアップデートではアクセシビリティオプションなどの機能追加が行われています。

Quake Update 3

新しいアクセシビリティオプション

今回のアップデートでは、ゲームのオプションにアクセシビリティが追加されました。このメニュー内ではボイスチャットの読み上げ、文字起こし機能が追加されています。

またハイコントラスト機能も追加し、デフォルトのテキストフィールドの背景を変更できます。さらに代替フォント、画面点滅の調整、文字の表示時間や行数の変更なども調整可能になりました。

HORDEにマップ追加

新たにMachine Gamesが制作したHORDE MODEの新ステージが3種類追加されています。追加されたマップはRelic、The Trial、The Towerの3つです。

ゲーム品質の改善

ゲームプレイ全般
  • 武器取得時の自動持ち替えをオフにするオプションを追加しました(注:一部のアドオンでは機能しない場合があります)
  • スポーンのロジックを改善し、プレイヤーがスポーン地点にいる間は敵がスポーンしないようにしました
ホードモード
難易度バランスの調整を行いました。
コミュニティから、ホードモードがイージーが難しすぎる一方で、高難易度は簡単すぎるというフィードバックがありました。このフィードバックを基に、イージーはより難易度が低くなり、ハードおよびナイトメアではより難しくなるようホードモードの難易度を調整しました。今回のバランス変更が皆さんの期待に沿うものであると願いつつ、引き続き皆さんからのご意見をお待ちしています!
  • 難易度イージーで、分隊ごとにスポーンする敵の数を減らしました
  • 難易度ハードおよびナイトメアで、ボス敵がより早いウェーブで出現するようにしました
  • 難易度ハードの第1ウェーブの敵の数を、以前の第3ウェーブと同等まで増やしました
  • 難易度ナイトメアの第1ウェーブの敵の数を、以前の第6ウェーブと同等まで増やしました
その他のバランス調整を行いました。
  • 弾薬がラウンドに一度ではなく、20秒ごとにリスポーンするようにしました
  • 敵がより粘り強くなり、マップや障害物を迂回してプレイヤーを探し出すようになりました。前までのように離れた場所から隠れて倒すのは難しくなっています!
  • 4人プレイ時のウェーブごとにスポーンする敵の数を2倍にしました
マルチプレイヤー
  • パブリックマルチプレイヤーのマッチでチートを有効化できないようにしました(注:プライベートマッチでは、PCホストが今までどおりチートを有効化できます)
  • 敵のテキストチャットの色を赤から緑に変更してコントラストを上げ、より読みやすくしました
  • オンラインマルチプレイヤーのテキストチャットメッセージをポーズメニューから送れるようにしました(注:物理キーボードからのテキスト入力はPC版のみ対応となります)
  • スコアボードのオン/オフをボタン長押しから単押しに切り替えるオプションを「ゲームプレイ」オプション内に追加しました
マルチプレイヤーのボット
  • Jorge Martins協力のもと、オリジナルのキャンペーンの全てのシングルプレイヤー用ステージで、デスマッチのボットサポートを追加しました(コミュニティのMod制作者用の便利なガイドはこちら
  • 現在のマップにアイテムが存在しない場合、ボットがそれぞれの目的を見つけて行動するようになりました
  • 大量のエアブラストがあるマップでのボットの挙動を改善しました
  • MGDM1およびE1M2におけるボットの移動を改善しました
  • マップにアイテムが存在しない場合、ボットがそれぞれの目的を見つけて行動するようになりました
  • 大量のエアブラストがあるマップでのボットの挙動を改善しました
  • MGDM1およびE1M2におけるボットの移動を改善しました

不具合の修正

ゲームプレイ全般
  • 特定のアドオンにおいて、音楽が正しく再生されていなかった問題を修正しました
  • ゲーム全体のオーディオ レイテンシを軽減しました
  • 実績「House of Doom」が、「Dimension of the Past」の隠しステージを発見しても解除されなかった問題を修正しました
  • 1つのフレームに対して誤った角メッセージが表示される問題を修正しました
  • メニューが画面最上部までスクロールしない問題を修正しました
  • 4K解像度対応のプラットフォームで4K解像度でプレイしている際、テキストチャット ウィンドウの大きさが小さすぎる問題を修正しました
ホードモード
  • ホードモードで自滅するとポイントが差し引かれず即座にリスポーンしていた問題を修正しました
  • チームメイトを倒すとフラッグが誤って付与され、キルストリークが途切れていなかった問題を修正しました
ドロップしたパワーアップからランダムなオフセットを削除し、ステージから落下するようにしました
マルチプレイヤーのボット
  • ボットが射撃可能なトリガーを見逃すことがある問題を修正しました
  • ボットがMjolnirを弾切れでも使用していた問題を修正しました
  • ボットが敵を倒したとき、またはチームが倒されたときにしゃべらない問題を修正しました

MODの改善(PC)

以下の変更は、PC版「Quake」で動作するアドオンを開発しているユーザーを対象としたものです
MOD開発全体の改善
  • 「QuakeC」ソースコードが利用可能になりました!これにはゲーム本編の「QuakeC」ソースコードに加え、「Scourge of Armagon」、「Dissolution of Eternity」、新規の拡張パック「Dimension of the Machine」、ホードモードを含みます。本コードはGPLライセンス下でリリースされ、id SoftwareのGitHubから入手可能です。
  • 新版独自のQuakeCビルトインは、他のエンジンと干渉する可能性のあるハードコードされたビルトイン番号ではなく、名前で検索されるようになりました
  • 長いセンタープリントの送信時にクライアントが切断される問題を修正しました。これは「Copper」で長いカスタムインターミッションのエンドテキストを使用した場合に発生する可能性がありました
  • “walkpathtogoal”QuakeCビルトインを追加しました。これは既存のAI移動の簡単な置き換えとして使用することができ、任意のエンティティをボットクライアントにすることなくボットの経路探索を利用させることができます。例えば、人懐っこい犬が言うことを聞いてくれたり、幽霊がプレイヤーに捕まらないよう逃げ回るといった使い方があります。世界はあなたの思いのまま!
  • レンジ、飛行、およびボスのスポーン地点用の新しいエンティティが利用可能になりました。大群のスポーンのロジックは、可能であればそれらの地点を使用します
  • モンスターのスポーナーをtrigger_multitouchエンティティで制御し、プレイヤーのマップ移動中にオンまたはオフにできるようになります
マルチプレイヤーのボット
  • “bot_movetopoint”を追加 - 新しいQuakeCビルトイン。ボットに対して、特定地点までの移動について詳細な命令を与えることができます
  • “bot_followentity”を追加 - 新しいQuakeCビルトイン。ボットに対して、認識するエンティティへの追従について詳細な命令を与えることができます
  • Bot_PreThinkを追加 - 新しいQuakeC関数。ボットがエンジン内でアップデートロジックを実行する前に呼び出されます
  • Bot_PostThinkを追加 - 新しいQuakeC関数。ボットがエンジン内でアップデートロジックを実行した後に呼び出されます
  • “objective”フラグをitems.txt処理に追加しました。これにより、全てのアイテムを目標としてタグ付けできます。ボットはこれを特別なケースとして追跡しますが、それにどのような対応をさせるかは自由です。
  • QuakeCで、武器が2の累乗で正しく設定されていない場合、起動時に警告を発するようになりました
  • “bot_entityRespawnFunc”cvarを追加しました。これは、どのQuakeC MODの関数がリスポーンするアイテムを処理するのかをボットに伝えます。ボットはこの情報を使用して、Mega Healthなどのアイテムがいつリスポーンするのかを判断します
    ボットが“color”および“kill”stuffcmdを取得し、反応するようになりました
  • モンスターのチームを定期的にアップデートするようにしました。これにより、MODによってゲーム中にチームにモンスターを追加/削除し、ボットに変更を理解させることができます
  • モンスターがDMでプレイヤーに“属する”アイデアをサポートしました
ボットのナビゲーションエディター
  • “navEdit_removeNoclipOnExit”cvarを追加しました。ナビゲーションエディターを終了する際、noclipがオフになるのを無効にすることができます
  • ナビゲーションエディターでボットの経路探索のヒューリスティック値を公開し、ナビゲーションファイルに保存します
  • 分かりやすくするため、“navEdit_waterLookPointDist”cvarの名前を“navEdit_inWaterLookPointDist”に変更しました
  • 水中ではナビゲーションノードを照準線の中心に配置します
  • 浅瀬でのナビゲーションノードの配置を修正しました
  • エディターでF8キーを押して経路をテストする際、開始地点/目標地点のノードをクリアできるようにしました
  • エディターでF5キーを押して経路をテストする際、経路の確認を切り替えられるようにしました
  • "CheckForFloor"フラグをナビゲーションノードに追加しました。AIに使用させないノードをマークできます(例:AIがスタックする恐れのある壁や障害物とノードが近いが、ボットには問題にならない場合)

Xbox Game PassでQuake

受賞歴を誇るid Softwareの手掛けた、時代に先駆けた『Quake®』はダークファンタジーをテーマとした独自のファーストパーソンシューターとして現代のレトロスタイルFPSにインスピレーションを与えてきました。このたび、オリジナル版に忠実でありながら、ビジュアルの改善された改良版をお楽しみいただけるようになりました。

Xbox.comで見る

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