Xbox OneとPS4の間で起こった出来事でマイクロソフトにとって最も有害だった瞬間は間違いなくソニーが公開した「PS4の中古ゲームに関する取り扱い映像」を公開した瞬間でした。
Xbox Oneでは中古販売を制限する計画があった
Xbox Oneは当初パッケージ版でもダウンロード版のように扱うシステムが計画されており、中古ゲームの取り扱いが複雑化することが懸念されていました。具体的には中古販売店がコンソールとディスクとの紐付けを解除するシステムを導入することをマイクロソフトは計画していました。導入するメリットとしてはプレイヤーはディスクの入れ替えが不要になること、メーカー側が中古ゲームでも利益が得られるなどのメリットがありました。しかし最終的にはこの機能は実現されていません。
ソニーは必ずしもXboxを攻撃したかった訳ではない
https://www.youtube.com/watch?v=kWSIFh8ICaA
Xbox Oneのローンチの失敗は今日でも響いており、その影響はソニーの「PS4の中古ゲームに関する取り扱い映像」がすべてではありませんが大きな影響を与えた出来事の1つです。
元SIEのボスJack Trettonは、この映像について必ずしもマイクロソフトを攻撃することを意図していなかったとAxiosとのインタビューに答えています。
「今、マイクロソフトにはたくさんの友人がいますが、当時もたくさんの友人がいて、必ずしも彼らを犠牲にするつもりはありませんでした。ただ、すごくいい気分だったんです。」
Xboxにとっては酷いもの
https://www.youtube.com/watch?v=O1h--43R8Oo
Xboxのドキュメンタリー番組でXboxゲームマーケティングのジェネラルマネージャー、アーロングリーンバーグはこのソニーが制作した映像について「本当に醜いもの」として説明しています。
またXbox Oneのローンチの失敗を受けて当時Xbox部門を率いていたドンマトリックは会社を辞め、フィルスペンサーが後任者となりました。
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