マイクロソフトはBethesda、Activision Blizzard、多くの開発スタジオの買収や画期的なゲームサービスであるXbox Game Passなどここ数年ゲーム事業に多くの投資と変革を行っています。この動きについてはファンからは賞賛されている一方で、一部の人たちは懸念を抱いています。
ゲームパスに懐疑的な人たち
Xbox Game Passは月々最大1100円を支払うことで、XboxおよびWindows PC、クラウドを通して100以上のゲームタイトルが遊び放題というサービスです。マイクロソフトとその傘下スタジオ、一部のパートナータイトルのタイトルは発売日からゲームが追加されるため、年に1、2本ゲームを買うのであれば簡単に元が取れてしまうとしてゲームを多くプレイするゲーマーから支持される一方で、こういった戦略は市場を破壊するものだという見方をしている人たちもいます。それらの意見に対してフィルスペンサーは次のように話しています。
「(ユーザーからは)"彼らは多数のスタジオを買収している。いつ値上げされるんだ?”と聞かれることがあります。もう4年も値上げしていないのにね」
「私にできることは目の前にある決断を下し、自分たちの目標を明確にすることだけです。」
ゲームパスはあくまでも選択肢を広げる
今回フィルスペンサーは「Xbox Game Passの値上げ」については肯定も否定もしていません。いずれ値段が上がるかもしれませんが、突然2倍になるようなこともないでしょう。Netflixのように、インフレにあわせて百円単位で調整されることは将来的にあり得るのかもしれません。
Xbox Game Passには今後「コールオブデューティ」「オーバーウォッチ2」「SkyrimやFalloutの開発スタッフの最新作、スターフィールド」といった大作ゲームタイトルが発売日からゲームパスに入る予定です。しかしNetflixなどの他のサブスクリプションサービスと異なるのはXbox Game Pass専用タイトルは存在しないため従来通り単一のゲームの購入も可能であるということです。
つまり、もしあなたがXbox Game Passの魅力を感じなくなったら、すぐに従来の買い切りのゲームに戻ることも出来ます。あくまでも選択肢としてあなたが自分にあった最適な手段を選択すれば良いだけだといえるでしょう。
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