マイクロソフトの10.5インチ2in1タブレット「Surface Go 3」はどこでも持ち運べるデバイスです。安価な価格としっかりしたキーボードで様々な作業を行うことが出来ます。しかし低価格なタブレットデバイスであるSurface Go 3では、ゲーム機のような本格的なゲームは”ふつうは”楽しむことが出来ません。
今回のレビューにあたり、日本マイクロソフト様より製品をお借りいたしました。当また当サイトは、マイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して収入を得ています。
足りない性能はXboxゲームパスの力を借りよう
Surface Go 3はPentium GoldやIntel Core i3プロセッサを搭載しています。これはインターネットやOffice作業といった作業では問題が出ることはほとんどないと思いますが、家庭用ゲーム機のような最新の本格的なフル3Dのゲームタイトルをプレイすることは出来ません。
しかしマイクロソフトのあたらしいサービス、「Xbox Game Pass for クラウド」を使用すると、Surface Go 3でも3Dゲームを楽しむことが出来ます。
クラウドでプレイ出来るゲームの種類
クラウドゲームタイトルは「Forza Horizon 5」や「Microsoft Flight Simulator」、「スカーレットネクサス」、「Halo Infinite」のような最新ゲームタイトルをプレイ出来るほか、「バイオハザード7」や「マーベルアベンジャーズ」、「スカイリム」、「龍が如く7」、「ドラゴンクエストXl過ぎ去りし時を求めて S」などの名作ゲームタイトルも合計200以上クラウドをサポートしています。
これらはサブスクリプション会員であればプレイすることが出来ます。
Xbox Game Pass Ultimateに参加する
Xbox Game PassはXbox本体やWindows 10 PCでネイティブで数百以上のゲームライブラリーをプレイ出来るほか、スマートフォンやPCでもクラウドゲームを利用して数百のゲームをプレイすることが出来ます。
ちなみにSurface Go 3では1ヶ月無料体験が利用可能!スタートボタンを押して、Xboxアプリを選択して確認できます。
Surface Go 3でクラウドゲームを試してみた。
今回は定番ゲームタイトル「ヘイローマスターチーフコレクション」で試してみました。
使用方法はスタートボタンから「Xboxアプリ」を起動し、クラウドゲームを選んだら遊びたいゲームを選ぶだけです。選択したら数秒間クラウドサーバー側の準備が始まった後、ゲームプレイが開始されます。
起動が始まるとセーブデータがある場合Xboxと自動的に同期が行われるので、他の環境で遊んでいる場合も手間なくゲームが始まります。
この方法はクラウドサーバーと常に通信を行い、映像と音声を取得するため安定したインターネット回線が必要です。私の環境は光回線とWi-Fi 6環境でプレイしましたが、体感できるレベルの遅延はほとんどありませんでした。ただ自宅の回線では、不定期に映像が乱れることがあり、若干プレイしづらい感じがしました。まだXbox Game Passでのクラウドゲームはベータ版であるため、今後品質改善が行われる可能性は十分ありますが、現時点では据え置きゲーム機やゲーミングPCで遊んだ方が遙かに快適だと思います。
一方で、低性能PCにインストールして今まで無理矢理ゲームを遊んでいた時のことを考えると、それに比べれば遙かに快適で綺麗な画面で遊べていると感じました。
Surface Go 3であれば無料で1ヶ月試すことも出来るので、興味がある人はまずは試してみても良いかと思います。
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