初代Xbox開発者、直前でAMDからIntelにチップを切り替えたことをAMDに謝罪。

Xbox20周年が近づいている今、開発者のひとりが当時のことを振り返り興味深いエピソードをツイートしています。初代Xbox開発者のSeamus Blackleyは、コンソール発表の直前でAMDからIntelのプロセッサに切り替えたことでAMDに対して罪悪感を感じているとツイートしました。

直前で変更したことを謝罪

Xbox開発者のブラックリーはTwitter上でAMDの社長兼CEOのリサスーに謝罪しました。彼のツイートによると、AMDに知らせる前にIntel CPUに変更されて発表されたとのこと。さらに悪いことにAMDのエンジニアはこの発表会の最前列に座っており、ブラックリーはそれがとても悲しそうに見えたと説明しました。

初代Xboxの開発に力を注いだ当時のAMDのエンジニアたちにとってこれがどれほどひどい瞬間であったか想像することはできません。ブラックリーは当時の”純粋な政治的決定”を非難しています。

ブラックリーは彼が直接的に決定したわけではなかったとしてもこの状況についてAMDに謝罪しました。そして現在少なくともXbox Series X|SではAMDプロセッサを採用しています。

https://twitter.com/SeamusBlackley/status/1447991955095388161

初代Xboxについて

初代Xboxは2001年11月15日に米国で発売されたゲーム機です。CPUにIntel Mobile Celeron(Pentium lllベース)、GPUにNVIDIA XGPU(GeForce 3ベース)といったPC/AT互換機のパーツが流用されて開発されました。

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