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コンバーターBANが始まる、Apex: Legendsでチート行為の規制強化へ。

エレクトロニークアーツ/Respawnが手がけるApex Legendsでコンバーターを使用した場合BANが行われる方針が発表されました。

コンバーターを公式がチート行為と認める

Apex Legendsのゲームセキュリティアナリスト、Rin MatsuokaさんのアカウントではApex Legendsでの不正行為に関する情報をTwitterで受け付けています。そこでユーザーがコンバーターも通報が可能か確認したところ、チームから『証拠があれば通報可能』と返答をもらったとのこと。

https://twitter.com/NMRtoUMR/status/1434486000747569152

ゲーム機で使われているコンバーターとは

コンバーターとは、PS4などのゲーム機で公式で発売されているコントローラー(ゲームパッド)を使用せずに、コンバーター(変換アダプタ)を通してマウス&キーボードでプレイする行為です。

ここで注意して欲しいのは、ゲーム側が公式でサポートされているマウス&キーボードは問題ではなく、”コンバーターを経由したマウス&キーボード”が問題になっているということです。

コンバーターはなぜイケないのか

コンバーターとは、本来はマウス&キーボードが使いたいけど対応していないため専用の機器を使ってプレイできるようにするために開発されました。しかしなぜ多くのコミュニティでコンバーターは嫌われているのでしょうか。

マウス&キーボードだと細かな操作が行える

コントローラーのスティックだと正確なエイムが難しい場面も、マウスで操作すると細かな操作が可能です。

例えば、ゲームパッドでインターネットブラウザーを使うとコンテンツを選択するのが難しいと感じたことはないでしょうか?しかしマウスなら簡単に操作できます。

このようにスティックよりもマウスのほうが正確に細かな操作ができるため、FPSなどの”エイム”が大切なゲームではマウスが有利だとされています。

調整のためにコントローラーだとエイムアシストがある

マウス&キーボードではエイムが狙いやすいという話を先ほどしましたが、こういった問題からコントローラーではFPSのようなゲームは長年やりづらいとされてきました。そこでコンソールゲームの世界では、敵の近くに行くとカーソルがゆっくりになったり、引き寄せるような動作をする”エイムアシスト”というものが導入されました。エイムアシストが導入されたことで、コンソールでもFPSが格段に遊びやすくなりました。

マウス&キーボードを使うPCゲームの世界ではエイムアシストはありませんが、コンバーターを使って無理矢理マウス&キーボードをコンソールで使用するコンバーターでは、エイムアシストが利用できてしまいます。

そのため、マウス&キーボードの正確な操作&エイムアシストというかなり強力な状態になってしまいます。

エイムを正確に出来る”ツールアシスト”でアンチリコイル

最後にコンバーターによるアンチリコイル機能です。FPSでは銃を撃つと大抵反動で少しずつ銃口が上に逸れていきます。これにあわせてプレイヤーはエイムを調整して少し下にずらし、エイムを一点にねら宇必要があります。

しかしアンチリコイルというコンバーターの機能をつかうと、このリコイルを自動で補正してくれるため、ブレが激しい武器でも遠くから正確に狙いやすくなります。

これは誰が見てもチート行為ですよね。

新たな脅威”ストライクパック”

アンチリコイルなどの悪質な機能を利用したいけどもマウス&キーボードよりもコントローラーで遊びたいというチーターのために現在はゲームパッドでアンチリコイルを実現する『STRIKE PACK』というツールも普及しているようです。

これはコントローラーと接続すると、コントローラー上でアンチリコイルを実現しエイムを正確にすることが出来ます。

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