近年のマイクロソフトは「全世界20億人に到達するゲーム市場にゲームを届けること」を目標にしています。しかしこの取り組みについては英語圏の人以外から見ればまだまだ不十分なように見えます。
Xboxのストアでは、元々言語についての説明がなかったため購入するまでゲームが日本語に対応しているかわからないなどの問題がありました。このため日本語対応ゲームのリストをファンが作成するなどの取り組みも行われていました。
Xbox Liveの言語とローカライゼーションへの取り組みは日本だけではなく世界中からたくさんの不満の声があります。
言語ページを追加
マイクロソフトは一部のゲームタイトルのストアページに言語サポートに関する詳細ページを追加しました。これにより対応言語のリストからUI、オーディオ(吹き替え)、字幕で自分の言語が対応しているのかを確認することができるようになりました。
このアップデートは非常にうれしい追加ではありますが、今のところ対応しているゲームタイトルはわずかです。マイクロソフトは開発者ポリシーを変更し、このリストの追加を強制する必要があります。
目標への着実な一歩
現時点では言語のフィルタリング機能がないため、日本語のゲームを探すのは簡単ではないなどの問題はあるものの、言語に関する問題にマイクロソフトが動き出しているのは歓迎すべき修正です。
マイクロソフトは今後Xboxコンソール、Windows PC、そしてクラウドゲーミングによって携帯電話を含む巨大なゲーム市場に参入する予定であり、ローカライズへの投資は絶対に必要なものです。