ベセスダは半独立運営へ、マイクロソフトは企業文化を守ると約束。

マイクロソフトはBethesdaやid Softwareといった大手開発会社を含むZeniMax Mediaを買収しました。これにより、Xbox Game Studiosには膨大なスタジオと強力なIPが加わったことになります。一方で会社としての独立性は保たれるというスタンスをとることが明らかになりました。

 

ベセスダの文化は守る

会社の買収で難しいのは、企業文化の違いです。今までの成功例を否定され、親会社の新しい方針に従わせることは会社を台無しにし結果的に多くの優秀なスタッフを失うことになるかもしれません。

フィルスペンサーは今回の買収を「彼らのゲームへの膨大な投資」と語っており、一般的な買収とは違うという考えを示しました。

彼はベセスダは自社を成功に導いた方法を変える必要はなく、ゲーム開発の方法や文化を維持するために半独立運営を行うという方法を選択しました。

「それぞれのチームには文化があります」

「彼らに私たちになってほしいわけではありません。」

一方でBethesdaが半独立状態とはいえ、これまでよりもマイクロソフトと密接に協力し、「目的、使命、文化の共通点を探す」とナデラCEOは話しています。そのためこれまでと同じように他機種で様々なゲームが発売されるかどうかは分かりませんが、今回の投資によりBethesdaはさらに潤沢な予算でゲーム開発が行われるものとみられています。

 

BethesdaはXbox Game Passへ

今回の買収の主目的は恐らくXbox Game Passの強化です。マイクロソフトのファーストパーティスタジオとなったBethesdaは今後XboxとWindows PCで発売日からXbox Game Passでゲームが提供されます。これにはSFRPG「Starfield」や「The Elder Scrolls Vl」なども含まれます。

またこれまでリリースされていたタイトルについても今後順次追加される予定です。

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