マイクロソフトは前回のInside Xboxでコンソールでのキーボードとマウスの対応を発表しました。 これは現在PCゲームへの注目が集まっていることを考えると自然な流れとも言えますが、多くのコンソールゲーマーはゲームパッドでのプレイを好み、キーボードとマウスでのプレイは不正行為に当たるとし、今までゲーム機ユーザーにとってあまり馴染みがあるものではありませんでした。 マイクロソフトがどのようにこの問題を解決するのか詳細は不明ですが、今回のサポートによってどのようにゲームが変わることが期待されるのかをちょっと考えてみました。
公式発表で明らかになった変化
- Xbox Oneでキーボードとマウスが対応
- 開発者はキーボードとマウス対応を実装できる
- すべてのゲームが対応できるわけではなく、あくまで開発者の選択式
- ゲームパッドのゲームバランスにはXboxチームが協力して調整
- Razerと協力して公式キーボード開発中
クロスプレイ対応が簡単に
ゲーム機で現在最もホットなトレンドの1つにクロスプレイがあります。 クロスプレイは異なるプラットフォームで遊ぶゲーマーを繋ぐ素晴らしい方法ですが、現在最も大きな壁となっているものの1つにゲームパッドへの対応が上げられます。
例えばXbox OneでリリースされたPlayer Unknown's Battlegroundsでは技術的にはクロスプレイに対応できる物の、コントローラとキーボード&マウスのバランスがとれないことから現在はクロスプレイは無効にした状態でサービスが展開されています。
このようにクロスプレイに置いてキーボードやマウスが使えないことは対応の妨げになる場合があるため、開発者の選択肢を増やすために今回キーボード&マウスへの対応が行われた物と思われます。
キーボード&マウスでしか遊べないゲームが移植可能に?
ゲームジャンルの中にはゲームパッドで遊ぶのに適さない物があります。
例えば経営シミュレーションゲームやリアルタイムストラテジーゲームなどマウス操作の方が圧倒的に操作しやすいジャンルはPCゲームでは人気のゲームジャンルの1つです。
マイクロソフトはリアルタイムストラテジーゲームでは非常に人気のタイトルを多く持っており、「エイジオブエンパイア」のXbox One版が登場するのことも期待出来るかも知れません。(エイジオブエンパイアはかつてPS2マウス対応でプレイステーション2で移植されたことやNintendo DS向けに移植されたことがありますが、Xboxでは移植されていません)
既存ゲームへの対応も期待
MMOタイトルやSea of ThievesのようなゲームでテキストチャットによるコミュニケーションやHaloのフォージモードでのマップエディット操作の改善など、既存のゲームに対応することで今までよりも遊びやすくなる可能性も考えられます。
特に、Sea of ThievesやHalo Wars 2ではクロスプレイに対応しながらも、PCユーザーのみテキストチャットに対応していることからXboxコンソールで遊ぶユーザーにとってはチャットしたいと思うシーンも少なくなかったと思います。
なお既にマインクラフトではキーボード&マウスに対応しています。
今後のXbox
Xbox Play Anywhereを始め、現在Xboxはパソコンとコンソールのギャップを縮めることに力を入れているようです。
Xbox Oneでのマウス&キーボード対応は全てのゲームが対応するわけではなく、あくまでも開発者が望む場合のオプションとして提供される予定ですが、対応された場合はゲームバランスに最新の注意を払うようマイクロソフトも公式ニュースリリースで何度も強調していました。
今世代のXbox Oneでは初期構想の失敗から立て直しが図られ、画期的なサービスが登場しましたが次世代機ではクロスプラットフォームプレイが当たり前になるようなゲームシステムの構築が期待されます。
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