「ファークライ4」クリア後レビュー！　超ボリューム！リッチなグラフィック！

最近ゲームレビューが書けてなかったのですが、

WiiUのゲームに浮気してたりこの「ファークライ4」がなかなか終わらなかったりしたのが原因です。

本日ようやくファークライ4をクリアしたので感想をまとめてみました。

 

ゲームはPS3、PS4、XboxOne、PCに加えて海外ではXbox360（英語）でリリースされてますが、

今回はXbox Oneでプレイしています。

ゲームレビューに関しては完全に”個人の感想”ですので

不愉快に思われた方、思われそうな方はそっと記事を閉じてください。

 

 

 

XboxOne版メタスコア:82点

個人的総合評価：73点

 

レビュー執筆時の状態

・キャンペーンクリア

・拠点/ベルタワー解放済み

・モバイルアプリもある程度プレイ

 

良かった点

・Cryエンジンベースの素晴らしいグラフィック

・独特の世界観

・魅力的な悪役

・広大なオープンワールド

・ステルスでもアサルトでもプレイスタイルは自由

・狩りによる装備強化やスキルシステム

・選択肢のあるストーリー

 

 

悪かった点

・タワーや拠点の開放が多すぎてめんどくさい

・長いミッションと短いミッションの差が大きく時間調整しづらい

・基本的に前作ファークライ3とほぼ変わらない内容

 

 

ヒマラヤ山脈の奥地にある架空の小国キラットが舞台

物語の舞台になるのは小さな国キラット。

ヒマラヤ山脈に囲まれ、美しい自然と独自の伝統や文化がある国。

このような設定のゲームは非常に珍しく、しかもオープンワールド！

UBIお得意の「観光感覚」で遊べるゲームだなーと思いました。

 

個性的なキャラクター

ファークライシリーズで気に入っているのは「癖のある」悪役が登場すること。

前作「ファークライ3」は冒頭のプレイ動画を見て、

バースのキャラクターに興味を持ったのがきっかけで購入し、

本作のパガン・ミンもかなりいいキャラクターに仕上がってます。

 

豊富だけどあまり意味のない乗り物

車や4輪バイク、ボートなど色々な乗り物が存在するのですが

ミッション中特に役に立つシーンが少なく残念でした。

 

特に象は個性的な動物で乗って移動したり

車をはじき飛ばしたりできるのにメインキャンペーン中では乗るシーンがありません。

もっと活躍しても良かったのでは？

 

小型ヘリのようなブザーは超怖いですが

使い勝手が良く、多くのミッションで大活躍でした。

 

主人公が常に”お客様”な扱いを受けている感がする

このゲーム、いろいろな面白いキャラクターが登場するのですが、

一番感じたのが主人公に対してみんな優しすぎるし、親切すぎる感じがしました。

末端を除いて主要な登場人物の味方も悪役もみんな主人公”エイジェイゲール”が大好きで、

一緒に戦っているというよりもてなされてるように感じました。

 

また味方と共闘するシーンが少なく、

殆どのミッション、拠点を1人で占拠する必要があったのも

戦争中の小国の中心で戦っている感じがしなかったです。

(※拠点制圧時などは味方NPCかCoopプレイヤーを1人呼ぶことは出来ます。)

 

モバイルアプリは実験的な作品

ファークライ4には2つのアプリがリリースされています。

 

1つはポーカーのオチ物パズルゲーム。

役を作って高得点を目指すというシンプルなゲームですが

運の要素が強いこともあってあまり楽しめませんでした。

収益はXboxOneに反映されます。

 

2つ目はアリーナの運営ゲーム。

ソーシャルゲームっぽい時間やスタミナ的要素があるゲームですが、

メッセージが面白かったこともあってこちらは意外と楽しめました。

拠点の開放状況やアリーナランクはXboxOneに反映されます。

 

コンパニオンアプリ的なマップ機能などがあるものはないので

ゲーム中に連動するものがなかったのが残念。

 

 

あんまり挑戦してない続編

よくもわるくも前作からあまり変わってません。

前作のプレイヤーからすれば”世界観”くらいしか違いがなく、

ストーリーも長いので途中で飽きてしまう人も多いかと思います。

 

アサシンクリードユニティが全面的な変更が行われていた事に比べると

かなり地味な印象を受けました。

ただ”ユニティ”は世間的には非常に叩かれた作品ですので

今後ますます挑戦しにくい時代になるのかなーと思いました。

 

おまけ：ファークライ4プレイ動画

超下手なプレイなので何度もリトライしてます。

 

 

ネタバレストーリー感想

最後にネタバレを含めた感想をちらっと書いちゃいます。

 

残忍だと思っていたパガンミン、

心優しく正義感があると思ってたアミータとサバルに違いはなく、

物語が進むにつれてアミータやサバルにも残忍な一面が見えてきます。

特にAct3に入ると完全にエイジェイを駒としか思ってないようにも思えますし、

エンディング後のムービーを見る限り、理想が違うだけで

パガンミンと同じくらい残忍な人物であることがわかります。

 

母の遺灰を”ラクシュマナ”に持って行くことを目的にしていた

主人公エイジェイゲールですが、

実際には一番始めに訪れていた

パガン・ミンの屋敷にあるパガンとイシュワリの娘、

「ラクシュマナ」の墓地だったというオチで

主人公の勝手な思い込みでパガンに迷惑かけただけのゲームなのでは？

とストーリー的にはわりと腑に落ちないオチでした。

 

--

 

はじめは超楽しかったのですが終盤だれてきて最後には

ともかく長かった、ようやく終わったというのがクリアした時の正直な感想。

次回作が出てもたぶんセール待ちするだろうなーと思います。

 

次はCoD:GかBF4のキャンペーン、EAスポーツゲー、

トゥームレイダー、オリあたりをプレイしていきたいと思います。