Xboxは最近いままでリリースされなかったような『ファイナルファンタジー14』や『ユミアのアトリエ』などのゲームタイトルが次々と発表されました。一方で『マーベルVSカプコンファイティングコレクション』や『ファイナルファンタジー16』のような一部のゲームタイトルは少なくとも発表当時Xbox版の発表がありませんでした。
マイクロソフトはこういった問題に対して意見を聞きたいと考えていることが分かりました。
問題を研究する
マイクロソフトはXboxのパートナーに耳を傾け、製品チームと提携し、将来のツールやサービス改善に役立つ情報を提供したいとブログ上で語っています。また、ゲームの開発者に直接関わることで、体験を向上させるためのデータを得るとしています。
「もしあなたがビデオゲームを作っているのであれば、私たちはあなたの意見を聞きたいと思っています。 Xboxを使っていないのなら、その理由をぜひ知りたい。 そして正直なところ、もしあなたが競合他社の製品を使っているのであれば、おそらく私たちが学べる素晴らしい視点を持っているはずです」と、Xboxの主任ユーザー・リサーチャーであるデボラ・ヘンダーセン博士は話しています。
ゲーム機事業は改善すべき点もある
Xboxにとってゲーム機事業は必ずしもマイクロソフトの想定通りに行っているわけではありません。クラウドやPC、他社プラットフォームにもゲームをリリースするという戦略をとっている一方で、コンソールの売上は低迷しているからです。またXbox自身も他機種にゲームを提供するようになったため、ユーザー・開発者ともにXboxコンソールについて疑問の声を上げる人もいます。
実際、Xbox事業を見ていると、明らかに以前よりもXboxコンソールをアピールしておらず、クラウドやPCゲーム、他機種版のPRに力を入れるようになったようにも見えます。
こういった中でゲーム機を盛り上げるにはどうするべきか、マイクロソフトが真摯に受け止め、改善してくれるといいですね。