大作ゲームが2~3年で開発できる時代は終わったとXbox担当者が語る。

Xbox Games Showcase 2023では多数のゲームが発表されました。しかしXbox以外のゲームの発表会も含めてみると近年は人気ゲームがリリースされるペースが遅くなってきているように感じている人も多いかもしれません。その理由についてXbox Game StudiosのMatt Booty氏は語りました。

開発に3年では短い

Matt Booty氏によれば、マイクロソフトの大作ゲームの開発では2、3年ではたなく『4~6年はかかる』とのことです。この製作期間の長期化については、グラフィックスやパフォーマンスに関してより高い技術的水準が要求されるようになったからだと説明しました。

またこの開発期間が長くなったことはパンデミックの影響だけではなく、残念ながら今後も続くだろうと考えていることを明らかにしました。ただしAAAタイトルではなく、小規模チームなら、インディーゲームよりも早くリリースできる可能性があると話しました。

他社タイトルの開発も長期化

昨今のゲーム開発ではマイクロソフトに限らず、大作ゲームの開発は非常に長い時間がかかっていることが少なくありません。例えば『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』や『ディアブロ4』などのタイトルは非常に長い開発期間をかけて開発されました。

Xboxでも『エルダースクロールズ6』や『State of Decay 3』や『パーフェクトダーク』などタイトルの数年前に発表が行われていながらも詳細が明らかになっていないタイトルがいくつかあります。これらのタイトルも開発に時間がかかると思われますが、その分高品質なゲームがリリースされることを期待しましょう。

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