Microsoft製品を中心としたファンサイト

Kinect Sports Rivals レビュー 「パーティゲームからスポーツゲームに進化した」

Xbox One Kinectの機能を確認するためのゲームとも言えるKinect sports rivalsですが

前作までとうって違ってすごく正確さがとわれるゲームに進化していました。

今回はそのキネクトスポーツライバルズ/Kinect sports rivalsを紹介します。

 

一応説明 Kinectとは?

テレビにセットすることでコントローラなしでハンズフリーで遊べるセンサーのこと。

プレイヤーの動き、指先の動き、声や表情はもちろん

骨格や心拍数、筋肉の動きなどを読み取ることができる。

最大6人までプレイすることが可能になった。

日本マイクロソフト (2014-09-04)
売り上げランキング: 79

 

総合得点:85 / 100

 

正確な操作性

KinectSportsは前2作とも楽しみましたが技術的な問題もある程度あり、

大味に感じさせられる部分が多いゲームでした。

たとえばテニスでボールを叩くモーションをしてから反映されるまですこしラグを感じることが

あったのですが今回はほぼリアルタイムで反映されます。

腕を振る速度で球速が変化、振り方でロブショットやバックスピンなど様々なこともできるようになっています。

さらに一番驚いたのがボーリング。 前作でもなかなか楽しくプレイしていたのですが

今作は握る動作があることに驚きました。 ボールを掴んで投げる。

手を離すタイミングで当然ボールが上に飛んでしまうこともありますし、

最後に手をひねることで氏ピンをかけることもできるようになりました。

ある程度ゲーム的な”遊び”が加えられているとはいえ

ここまで本格的に”スポーツ”が遊べるとは思いませんでした。

操作に慣れればパッドで遊ぶゲームと同じくらい正確な操作ができるのでは?

と思うほど。

 

一人でも楽しめるようになった

前作はほぼパーティゲーム的な味付けで

1人で遊ぶには難がありましたが今作はなんとストーリーモードが追加。

さらにゲームも全体的に”本格志向”になっているため

一人で遊んでいても結構楽しむことが出来ます。

 

アバタースキャニングは微妙かも

本作ではなんとアバター作成機能はほぼオート!

髪型やメガネなど細かい部分は多少いじれるものの

顔の形はオートで決まってしまいます。

Kinectで顔や体を読み込むことでできるこの機能ですが

実際にやってみたところ似ているような似ていないようなと行った出来です。

アメリカンというか、海外の絵柄なのでイメージとはちょっと違う感じです。

 

スポーツごとの解説

・ボーリング

ボールを掴み場所を決めて投げる。

シンプルですが本物っぽいです。腕をひねれば回転をかけられます。

 

・ウェイクレース

手を押し出すようにプレイして曲がることが出来ます。

手のひらき具合で速度調整、体を前後に倒してスタントなど

”ウェーブレース”を思い出させるゲームになっていました。

 

・ロッククライミング

ばっかっぽいと思われますが意外とこれが一番対戦して楽しいかも?

岩の位置に手を伸ばしつかみ体を引き上げるように手を動かすゲーム。

他のプレイヤーの足を掴んで突き落とすことも可能。

またジャンプして岩を飛ばすことも出来ます。

 

・テニス

ラケットを掴んでフォアハンド、バックハンドなどをエアテニスします。移動はありません。

ロブショット、バックスピンなどの動作も認識してくれます。

 

・射的

手を指さして的を撃ちます。うっていいものとうってダメなものがあるので

結構注意力が必要です。

タレットでプレイヤーを攻撃することも出来ます

 

・サッカー

ボールを蹴ってパス、シュートを撃ちます。足を横にして低いパス、

振り上げて高いパスなど前より戦略性は増した感じです。

ディフェンスはほぼオート。キーパーのみ手で抑えて弾きます。

 

不満点

射撃とサッカーはいらなかった気がします。

それよりも前作で面白かった”ビーチバレー”、”ダーツ”なんかを復活させてほしいなと思いました。

またミニゲームが消滅してしまったのでボーリング以外は事実上2人プレイしかできないというのも

正直かなり残念に思ってしまいます。

 

レア社ファンは嬉しいこんな要素

じつはこのゲーム任天堂の子会社としていくつもの名作を手がけたレア社が制作。

「スーパードンキーコング」、「ゴールデンアイ」、「パーフェクトダーク」、「バトルトード」

「バンジョーとカズーイの大冒険」、「あつまれピニャータ!」、「ブラスとドーザー」など

任天堂が好きな人なら知っている方も多いかと思います。

 

なんとこのゲーム、レア社チャレンジパックなるDLCがあり、

過去作品をモチーフにしたアイテムやコスチュームがてにはいります。

例えば「データダイン社」から射的のミッションを請け負ったり、

「マンボ・ジャンボのボーリング」、「バトルトードのウェイクレース」など

「ブラストドーザーのブラスト社」や「黄金銃」も出てきます。

 

よく出来たゲームなのでレア社ファンの人は絶対チェックして下さいね!

日本マイクロソフト (2014-09-04)
売り上げランキング: 8,761

 

---

 

友達や知人が遊びに来た時に遊べるパーティゲームというものとして

買っていた前作ですが、今作は一人でも遊びたくなるゲームになっています。

正直ここまで遊べるとは思わなかったので嬉しい誤算でした。

  • B!