4K/120Hzを楽しみにしている一部のゲーマーは、不具合にがっかりするかもしれません。Heise Onlineの報道によりますと、特定のAVレシーバーのHDMI 2.1出力の不具合により、NVIDIA Ampere グラフィックスカード及びXbox Series Xで4K/120Hzモードを有効にすると画面が暗転するというバグがあると報告しています。
4K/120Hzで問題
このバグはデノン、マランツ、ヤマハのAVレシーバーに搭載されているPanasonic製HDMI 2.1チップに影響を与えているようです。この不具合はPanasonicチップとNVIDIA Ampere GPU及びXbox Series Xを使っている組み合わせでのみ発生します。
対策
4K・120Hzをサポートする新しいゲームデバイスは、Denon(Marantz)8K AVRでは機能しない場合があります。影響を受けるのは8K/120Hzで出力され、AVレシーバーが8K Enhancedに設定されている場合のみディスプレイが表示されない可能性があります。
回避策の1つは、ARC/eARCを使ってHDMIと接続されたAVレシーバーにHDMIケーブルを使ってネイティブオーディオをAVレシーバーにフィードバックします。これによりソースから送信されたネイティブオーディオ形式をデコードすることが出来ます。この方法ではディスプレイのCEC/ARCオプション、AVレシーバーのHDMIコントロールまたはARCを有効にする必要があります。
もう一つの回避策は、アップデートによる解決方法が利用出来るまで4K/120Hzではなく4K/60Hzのまま利用するということです。これにより信頼性の高い接続が保証されます。
YAMAHAは公式で声明を出しており、ガイダンスをWebサイトで提供するとした上で近いうちに確実にアップデートで修正するとしています。
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