日本国内でも2020年4月14日からサービスが開始されたXbox Game Pass。Xbox Game Passは安価な月額料金で数百のゲームタイトルが遊び放題になるという大変オトクなサービスとなっています。この連載では、Xbox Game Pass収録タイトルの中から筆者が遊んでみたゲームの魅力をご紹介したいと思います。 タイトルによって熱に差はあると思いますが、あらかじめご了承下さい。
今回紹介するタイトルは「Quantum Break」
https://www.youtube.com/watch?v=sSG24eq9Jq8
今回は個人的にXbox One独占シングルプレイゲームではかなり評価の高い部類に入る「Quantum break」。昔このゲームのレビュー書いて某所で超晒されて叩かれてた苦い記憶も蘇りますが、改めて紹介しますよ。
海外ドラマxTPS
海外ドラマっぽいゲームというのはたくさんあるかも知れませんが、このゲームよりも海外ドラマっぽいゲームを見たことはないです。というのもゲームプレイの半分は実際に実写映像を見ている時間になるからです。
本作では30分以上の長編実写パート→ゲームパートを繰り返して勧めていくという挑戦的なゲームデザインとなっているので、ゲームを勧めたらいったんドラマを見て休憩…という感じになります。
時を操る美しい映像表現にも注目
このゲームでは新たに開発された専用ゲームエンジンにより、今までのゲームでは表現出来なかったような”非現実的な”時空を操る映像が特徴となっています。(後のControlでも同じ映像表現、エンジンを使いゲームオブザイヤーにもノミネートされるほど評価されました)
翻訳は難あり
翻訳文章の質自体はそれほど問題ないのですが、このゲームは聴覚障害者向けのCCをそのまま翻訳しており、行動一つ一つが字幕に表示されます。実写パートも字幕が小さいためテレビドラマを見るような距離でテレビを見ようとするとつらい仕様です。
また一部のムービーパートではなんとゲーム側が字幕表示に対応していないため、日本語字幕がついていない部分もあります。
過小評価された問題作
実写ドラマパートが長すぎる、映像表現に振りすぎて解像度が低い、ゲームが単調などリリース当時は決して好評とは言えなかった本作ですが、壮大なストーリーとパワフルな映像表現は本作ならでは。Remedyの作家性が気に入っているならプレイしても損はないと思います。
Xbox:
--