次世代ゲーム機では最新のNVMe SSDが標準搭載されており、圧倒的に高速化されたストレージによってゲーム体験が大きく変わることが期待されています。大幅に短縮されたロード時間、高速アセットストリーミング、クイックレジュームといった機能は、すべてのゲーマーのゲーム体験をよりよいものにしてくれます。
情報元の都合上一部他機種との比較が含まれています。比較記事が苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
Xbox Series Xはメモリーカード式の拡張ストレージを用意
マイクロソフトのXbox Series Xではメモリーカードのような独自設計されたメモリーカードを利用することが出来ます。このカードはSeagateと共同開発されており、1TBモデルがXbox Series X発売からまもなく発売される予定です。
USBストレージによる拡張も引き続きサポートされますが、これはXbox OneやXbox 360、初代Xboxの後方互換機能のために使用することが出来、最新のXbox Series Xゲームでは転送速度が足りないためサポートされません。
メモリーカードタイプのメリットは大きい
ForbesによるとXbox Series XのメモリーカードタイプのNVMe SSDには大きなメリットがあるとのこと。 マイクロソフトのSSDは独自設計のものですが、後ろに差し込むだけで簡単にストレージを拡張することが出来ます。
一方でソニーは一般的な形のNVMe SSDを採用していますが、現在PS5に対応するNVMe SSDは市場に存在していません。そのため非対応のNVMe SSDカードを購入するとPS5では利用できない可能性があります。また拡張するのにPS4と同様に本体を開けて拡張するような形になることが示唆されています。 NVMe SSDの増設はそれほど難しい作業ではありませんが、本体を開けて中身を見ることを嫌う人も少なくないことも考慮すべき点です。
もちろんPS5に対応するNVMe SSDは本体リリース後に順次増えていき、いずれ一般的になる可能性もありますが、簡単に、確実に交換できる専用メモリーカードは互換性や利便性を考慮するのであれば理にかなった方法といえます。
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面倒なことを嫌うXbox
ストレージ周りの扱いはXbox Oneと他機種を比べてみてもわかりやすい点です。 Xboxでは内蔵ストレージ交換を行うことは公式の方法では提供されていません。
これは内蔵ストレージ交換の行為自体がやや面倒な作業であることに加えて、交換後にセーフモードで起動し、交換したストレージに対してオペレーティングシステムのインストールが別途必要であることも影響しているとみられます。
そのためXboxでは外付けストレージのサポートを重視しており、最大32TBまでの外部ストレージを最大3つまで認識させることが出来ます。
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