高速SSDはオープンワールドを劇的には変えない。【Xbox Series X】

次世代ゲーム機の多くのメディアやSNSで次世代ゲームの争点となっているのは意外なことに高速SSDです。 高速SSDはXbox Series XやPS5に採用されているものですが、多くの人が想像しているものとは異なり、オープンワールドゲームを劇的には変えないという意見が出てきました。

 

高速ストレージはゲーム内容を変えるものではない

ゲーム機のテクノロジーや性能を図る動画や記事を公開しているDigital FoundryコンテンツプロデューサーのAlexander Battagliaは次世代コンソールのSSDについてコメントし、言われているようなオープンワールドゲームのゲーム内容に変化をもたらすようなものではないという考えをResetEraのフォーラムで語りました。

「これは他の場所にも書いていますが、SSDによって全く異なるデザインのオープンワールドゲームが可能になると言っている人たちもいますが、オープンワールドの開発ではあまり意味がありません。SSDから引き出されるデータは全て静的なデータであり、完全に不変的です。これは、完全に事前に設計されたレベルデータと配置を意味し、現代のオープンワールドゲームの詳細さと多様性を高める方法とは正反対の方法論です。アーティストの効率とゲーム世界の多様性を高め、静的なドローを超えたディテールを増やすために存在します。」

グラフィックスカードの性能は重要

一方でXbox Series Xのグラフィックスカードについても語っています。

「Xbox Series Xで不可能なほど高いグラフィックスや解像度を設定しているか、開発者が失敗していない限り、問題は発生しません。 Xbox Series XのGPUは優れています。 PS4 ProとXbox One Xのゲームでもそうです。もしXbox One Xでゲームパフォーマンスが悪くなっているなら、開発者が(ゲームにおける)優先順位を間違えているか、ゲームソフト側の問題を修正するべきです。どんなハードウェアの話でも”総当たり”で行われる議論はやめるべきです。 物事はいい面もあります。RTX2080はRTX2060 Superよりも優れているの同じです。」

 

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