まだ詳細が不明な部分も多くありますが、マイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series Xは、既に多くの仕様を先行公開しています。 そんな中IGNは2人のゲーム開発者に次世代ゲーム機で変わることについて興味深いインタビューを行っています。
ボリュームレンダリングが鍵に
Virtuos Game DivisionのElijah Freemanは、次世代ゲーム機によってゲーム上の世界はこれまでの何倍もの大きさになると述べています。 またボリュームエフェクトが改善の重要な領域になることを強調しました。
「Xbox Series Xのようなゲーム機のパワーと速度は、これまで見てきたものよりも何倍も大きな世界を意味します。 高速で移動するスポーツカーを運転していても、ドラゴンが飛び回っていたとしても、ロード画面を見ることなく寄りすばやく移動できます」
「ほぼ確実に改善が見られる分野の1つは、煙、霧、雲といったボリュームエフェクトです。これらは光を錯乱させる効果であり、いままでのゲームでは表現が難しいものでした。これらが興味深いものとなるのはゲームプレイに与える影響です。もちろん改善された煙の効果を見るだけでも素晴らしいですが、グレネードを寝下駄直後光が敵を捕らえた場合、かろうじて敵を見ることが出来るため、ゲームプレイに新しいレベルのニュアンスが加わります」
アイディアが増える
アンチャーテッド2やThe Last of UsのクリエイターであるBruce Straleyも次世代ゲーム機での表現の変化について次のような意見を述べています。
「これらのツールの可能性とパワーは、人々が新しいスタイルやコンセプト、アイディアを遊ぶ機会が増えることを意味します。 願わくばレイトレーシングやある種のダイナミックグローバルイルミネーションよりも最も面白い奇抜なアイディアが登場することを願っています。これによりゲームデザインを変える方法、体験を変える方法を考える新しい機会が生まれています。」
「The Last of Usにはアンビエントシャドウシステムがあり、これらは大幅に低解像度化する必要がありました。この機能をより高い解像度で実現し、よりリアルに再現出来れば素晴らしい事です。これは次の何かによって実現されます」
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