UBISOFTの人気シューティングゲーム「レインボーシックスシージ」は今後ビジネスモデルを大幅に転換し、基本プレイ無料にするというアイディアについてチーム内で議論されていることがわかりました。
基本プレイ無料でユーザー数拡大
レインボーシックスシージのゲームディレクターであるLeroy AfthanassoffはPC Gamerの取材に対してこのアイディアについて話しています。
「（基本プレイ無料）は会社の決定です」「開発チームはある時点でそれを望んでおり、だれでもゲームをプレイできるようにしたいのです」
しかしAthanassoffはレインボーシックスシージの基本プレイ無料化の前にいくつかのシステム改善が必要であるとしています。
スマーフィング問題
ランクマッチに依存するオンラインゲームの宿命ともいえますが、スマーフィング行為はランクマッチを崩壊させます。 これは上級者がサブアカウントを量産し、スキルの低いプレイヤーを狩るという行為です。
スマーフィングを利用すると、ゲームに慣れているプレイヤーが、ゲームを始めたばかりのプレイヤーとだけ戦うことができ、たいていの場合一方的に勝利することができます。 これは競技性を重視するゲームにとって致命的です。
Athanassoffはこのスマーフィングが不公平で楽しくないゲーム環境を作り出しており、新規プレイヤーをゲームから追い出すきっかけとなっているとしています。レインボーシックスにとってもこれは大きな問題です。レインボーシックスは本質的に非常に複雑な性質を持っており、初心者プレイヤーはゲームに慣れるまで時間がかかります。上位プレイヤーによってこの機会をつぶされるべきではありません。
開発中のシステム
スマーフィング問題に迅速に対抗するために、キルデス比を素早く追跡できるシステムなどを開発し、このような行為をやりづらい環境を作るとしています。
レインボーシックスシージはXbox Series Xでもリリースされる予定ですが、Cyberpunk 2077などのようにXbox One版所有者がXbox Series X版に無料でアップグレードできるプログラムが用意されているかは不明です。
Rainbow Six Siege
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