マイクロソフトのXboxビジネスは順調にいっているときもあれば、順調にいっていない時もあります。 フィルスペンサーは最近GameSpotのインタビューに答え、Xbox One世代の大失敗について答えただけではなく、将来のブランドについても語りました。
”オールインしてくれ”
Xbox Oneのリリース後、マイクロソフトのナデラはXboxブランドの将来について疑問を感じていました。 そこでフィルスペンサーは、マイクロソフトはゲーム事業に全力で”オールイン”する必要があると語りました。 その後マイクロソフトはゲーム事業を立て直すため大胆な投資が行いました。 Mojang(マインクラフト)の買収、Xbox One Xのリリース、そして大量のゲーム開発スタジオの買収を行い、次世代機の準備を着実に進めています。
(Xbox One発売から)数ヶ月後、フィルスペンサーがXbox部門のトップを引き継ぎました。 彼が喜びを感じたのは本当に短い時間だけでした。 仕事を始めて数週間後、彼はマイクロソフトのCEOであるサティヤナデラから電話を受けました。「私たちが何故”ゲーム”をしているのか良くわからない」とナデラは彼に語りました。 マイクロソフトのビジョンに失望した人がいます。 一部の人が感じたように、当時Xboxが何者であるのか、”魂”と一致していなかったとスペンサー氏は語っています。その後 「ナデラは、ゲーム事業はマイクロソフトがするべきビジネスではない未来があるかも知れないと明らかに話していました」とスペンサーは語りました。 彼がナデラからこの電話を受けたとき、答えたいことはこうだったのです。「ゲーム事業を続けるつもりなら、”オールイン”してください。 私が最後にやりたかったことはゲーム事業の運営することです。 私たちがここで何者であるか示しましょう。」
ソニーからの電話
もう一つのエピソードとしてマインクラフトを25億ドルで買収したとき、マイクロソフトは世界で最も人気のあるゲームを所有したことになります。 その後競合他社であるソニーから「プレイステーションから閉め出すつもりなのか?」という電話を受けたそうですが、スペンサー氏は「そんなことをするつもりはない。 プレイヤーはプレイステーションで(マインクラフトを)遊ぶのが好きなのに」と答えたとのこと。
実際マインクラフトについては、当時家庭用ゲーム機ではXbox 360とPS3でゲームがリリースされていましたが、マイクロソフトの買収後にWiiUやNew 3DSに移植するというゲーム業界としては異例ともいえる決断をしています。
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