マイクロソフトはXbox Liveと自社のクラウドサービスAzure Playfabで協力し、ゲーム開発者がXbox Liveを利用する場合に限り、無料でPlayFab MatchmakingとPlayFab Partyを利用できるようにしました。
高度なマッチメイキングを提供可能
マイクロソフトが提供するPlayFabマッチメイキングは、開発者がプレイヤーに魅力的なマッチメイキングを提供するために強力で高度にカスタマイズ出来るマッチメイキングサービスです。
PlayFab Partyはリアルタイムにデバイス間のネットワーキング、テキストチャット、ボイスチャットを提供すると共にAzure Speech Servicesをシームレスに統合し、テキスト読み上げ及び音声読み上げでのアクセシビリティを有効にします。
XboxサービスでCOPPAやGDPRに準拠したプレイヤーIDと共に、フレンドリストや実績、クラウドセーブといったXbox Liveの様々な機能をゲームと統合できます。
Xbox Liveに限り無料
Microsoft Game Stackサービスにより開発者はXboxネットワーク統合ポリシーに完全に準拠したマッチメイキング及びコミュニケーション機能を備えたマルチプレイヤーゲームの開発が可能となります。 またSteamなどの代替IDでのログインもサポートしますが、Xbox Liveでの認証のプレイヤーのマッチメイキングやパーティアクティビティのみ完全無料です。 Xbox以外での認証プレイヤーのサービス利用については開発者は料金を支払う必要があります。
Xbox Liveでのクロスプラットフォームプレイもサポートされており、SteamやXbox、iOSやAndroidなどXbox Liveがサポートされているすべてのプラットフォームで利用できます。
チャット翻訳の提供も
マイクロソフトはゲーム開発者とプレイヤーが有意義なコミュニティを形成するための支援サービスに取り組んでいます。 クロスプラットフォームマルチプレイ、音声とチャットによるコミュニケーション、様々な人がプレイしやすくなるアクセシビリティ、チャットの翻訳機能はプレイヤーを結びつけるためのテクノロジーです。 このパートナーシップにより、あらゆる規模の開発者が、どんな環境でプレイしても人々を繋ぐ魅力的なマルチプレイヤーゲームを構築できます。
Xbox Liveの発展に期待
Xbox Liveがクロスプラットフォームプレイをサポートしてから暫くが立ちましたが、今回PlayFabとの連携により、サードパーティの開発者が簡単にXbox Liveを組み込むことが出来る仕組みに加え、無料で利用できるという開発者がXbox Liveを採用すべき明確な理由が出来ました。
小規模な開発チームにとってオンラインマルチプレイヤーの実装はコストや技術的にも難しいことが多いとされており、またクロスプラットフォームプレイになるとさらに敷居が高い物となります。
今後GameloftのAsphalt 9を始めXbox Liveを採用した他機種でのクロスプレイタイトルの登場も期待出来そうです。
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