Windows10に初めから搭載されているアプリ、Xbox 本体コンパニオン(旧Xbox App)はXbox コンソールと連携したり、メッセージやパーティ、フィードなど様々なXbox 連携機能が使えるアプリでした。
面白い機能もたくさんあったのですが単体のアプリとしてみると、起動や動作が遅いなどの不満点が多いアプリだったのも事実です。
そこでそういった問題を解決したPC向けの新しいXboxアプリが現在準備されているようです。
新しいXboxアプリについて
まず新しいXboxアプリですが、Xbox本体コンパニオンで使えていた以下の機能が使えません。
- フィード
- Xbox One ストリーミング
- ゲーマープロファイル
- クラブ
- グループを探す
では何が使えるアプリなのかというと、フレンドの状態確認とチャット、ストアの利用が出来るのですが基本的にGame Pass for PCのためのクライアントアプリとなっています。
新しいXboxアプリを入手する
新しいXboxアプリは、Windows10 May 2019 Update以上の環境でMicrosoft StoreからXbox (beta)をインストールした上で、以下のアプリをインストールすると利用できるようになります。
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使ってみた感想
まず新しいXboxアプリを試して第1に気づくのが起動速度がめちゃめちゃ速いということ。
従来のアプリでは、Xboxロゴが表示され、読み込みの円がくるくると回り、アプリの枠が出て各項目が読み込まれ始めるというなんともやりたいことがすぐには出来ないアプリでしたが、このアプリはXboxのロゴが表示されたらすぐに「Game Pass」の画面に映ります。
Game Passの画面もテキストと枠組みが先に表示されて画像が読み込まれる形になっているのですが、画像が読み込まれていなくても軽快に操作はできますし、全くストレスを感じません。 (あえていうなら日本でGame Passが提供されていないことがストレスですがこれはまた別の問題です)
このアプリ内からゲームパスのコンテンツを選ぶとそのままインストールすることも出来ます。 インストールはMicrosoft Storeで行われるわけですが、ストアに飛ばされることなく、裏でダウンロードされるのでまるでアプリでインストールできるかのように利用できます。
ソーシャルの項目も動作が速く、フレンドの情報をすぐに確認しチャットできます。 現在のWindows10ではゲームバーに多くの機能が統合されたので、こちらはかなりシンプルな機能にしようとしているのかもしれません。
ストアの項目ではWindows10で利用できるストアゲームを探すことが出来ます。 まだコンテンツラインナップ自体はそれほど多くないですが、Win32アプリも対応したことで今後ストアにコンテンツが増えることが期待されます。
全体的に見て新しいXboxアプリはかなり良いと言えます。 従来のアプリの不満をきっちりと受け止め、モダンで使いやすく、なによりも軽快さを大切に開発されているのが良くわかります。 国内ではGame Passが提供されていないこともあり、まだこのアプリをインストールする意味はないかもしれませんが、今後PCゲーマーにとっても、"Xbox"を利用する機会が増えるかも知れませんね。
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