MicrosoftはE3 2019では、E3会場の隣に買収したマイクロソフトシアターとXboxプラザでゲームの展示を行っていますが、最新のゲームを展示するだけではなく最新テクノロジーであるProject xCloudも展示しています。
マイクロソフトのクラウドゲーミングと言えば、2014年に「Nokia Lumia上でHalo 4をプレイする」デモがありましたが、ようやく製品化された流れとなります。
この記事はWindows Centralの記事を翻訳した物です。
650km離れたサーバー
E3 2019ではマイクロソフトは「バイオハザード7」や「Halo 5」、「ギアーズオブウォー」、「Forza Horizon 4」でXboxゲームを実際に体験できる体験ブースを設置していました。
Windows Centralに記者は”最も遅延を体感しやすいであろう”と考えてHalo 5:Guardiansを選択したようです。
マイクロソフトのゲーミングクラウドCVP、Kareem Choudary氏によると、デモではMicrosoft TheaterにあるWi-Fiを経由し、約400マイル(約650km、日本でいえば東京の品川から青森くらいまでの距離)でAzureデータセンターまで繋がっていると話していたとのこと。
つまり、会場内にデータセンターを設置してローカルサーバーで動かしているというトリックは一切行われていません。 これは実際のProject xCloudの製品と同じ物で、同じような利用環境です。
もちろんマイクロソフトシアターのネットワークがどれほど強力な物なのかは全く分かりません。 本当の魔法は、プレイしていたゲームが約650kmもはなれたxCloudブレードサーバー上で実行されていたということになります。
そのの体験が、伝統的な家庭用インターネットを使用して、家庭用のXbox One本体を利用してどのような動作になるのかはまだ分かりませんが、E3 2019での体験によって考えられる可能性は興奮させる物でした。
Halo 5をプレイ
会場ではヘイロー5の初期のレベルを10分間プレイすることが出来たとのこと。 だいたい初めて2人のハンターと戦うあたりまでプレイすることが出来、遅延は僅かで完全にプレイ可能でオフラインシューティングゲームをプレイするのには十分すぎる物でした。
時々アーティファクトが発生することがありましたが、コントロールの応答性やビジュアルは非常に印象的な物で、想像を遙かに超える物だったとのこと。
解決すべき問題も
Project xCloudはまだリリースから時間がある状態ですが、リリース時点では特別なインターフェイスはありませんでした。 最終的な仕様や価格はまだ発表されていません。
マイクロソフトの現在の問題はコントローラーとスマートフォンを接続するための新しいアクセサリーです。 マイクロソフトは会場ではサードパーティのアクセサリーを利用していましたが、Windows Centralの記者は純正品のアクセサリーを用意すべきだと話しています。
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