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フィルスペンサー:マイクロソフトはファーストパーティスタジオとXboxの成長に力を入れる。

 

2013年、Xbox Oneが発売された頃多くのゲーマーはXbox Oneの性能不足を指摘しXbox Oneを購入しようとは思いませんでした。

PS4は1.84 TFLOPSもの高いグラフィック性能を持っていたのに対し、Xbox Oneは1.31 TFLOPSと明確にグラフィック性能が劣っていたのです。

マイクロソフトはデッドライジング3、サンセットオーバードライブのような有力なタイトルを発売しましたが性能が低いという印象から結果的に失敗しました。

 

Xbox One(2013)の失敗からの復活を目指す

しかし2017年Xbox Oneは驚くべきことにサードパーティの独占タイトルの削減を試みています。

Xbox One Xは6TFLOPSの圧倒的なグラフィック性能を備えており、PS4 Proの4.2 TFLOPSよりも大幅にパワフルです。

しかし今のところソニーのホライゾンゼロドーン、任天堂のマリオオデッセイやゼルダの伝説:ブレスオブザワイルドほど魅力的なファーストパーティタイトルは発表されていません。

(もちろんマイクロソフトはForza Motorsport 7で高い評価を獲得しましたが毎年発売されるフランチャイズですからね・・・)

 

マイクロソフトはXbox Oneにおいて普通ではあり得ないほどの方針転換を繰り返しました。

まず中古認証の廃止、Kinectの廃止、テレビ関連の機能削除と映像制作会社の閉鎖などXbox Oneの発表時に計画されていたことの殆どは発売後白紙になっています。

これほどまでに方針転換をしたゲーム機は過去にありませんが、マイクロソフトはエンターテインメントを中心にしたマシンをどうにかゲームを重視したシステムへと変更しようやくゲーム事業の再スタートの準備が整いました。

 

ファーストパーティタイトルスタジオの設立?

またこの影響でXbox 360互換機能などのXboxファンが望む機能の開発が遅れ、Fable LegendsやScaleboundといった大作ゲームタイトルは開発中止となりました。

数ヶ月前マイクロソフトのアーロン・グリーンバーグはXbox Oneのため多くの独占タイトルの準備があると発言しましたが、Windows Centralもまだ計画を把握していないとのこと。

 

マイクロソフトはライオットアクト3(crackdown3)とScaleboundの発表は早すぎたことを認めています。 Xbox One Xには新しく発売されるソフトがマルチタイトルしかほとんどありません。 代わりに今までの作品のXbox One X Enhancedと呼ばれるグラフィック強化プログラムの配信や後方互換機能の強化で過去作品を魅力的に遊べるエコシステムを構成しました。

 

ブルームバーグはマイクロソフトが新作ゲームタイトル開発のための新しいスタジオを作ることも検討しているを確認しています。 この件について、フィルスペンサー氏は

「私たちは成長する必要があります、そしてそれが私にとって楽しみです。 コンテンツを作る能力はマイクロソフトの強みの一つです。 我々は同じレベルのものに投資することはありません。」と述べています。

ファーストパーティスタジオの強化と拡大により、Xbox Oneのゲーム体験は強化されることは間違いありません。

 

 

ゲームシステムの改善

しかし同様にゲーム周りのシステムも競合ライバルよりも強化するべきです。 ソニーはゲーマースコアに相当するプレイステーショントロフィーでゲームクレジットが獲得できるプログラムを北米で発表しました。

マイクロソフトも同様にXbox リワードやマイクロソフトリワード(海外のみ)などに取り組んでいますが、マイクロソフトは実績システムについても変更を加える予定です。

 

 

E3に期待

マイクロソフトが現在Xboxプラットフォームで抱えている問題を既に認識し改善に取り組んでいることは素晴らしいことですが、開発スピードは遅いと言わざる得ません。

競合他社はマイクロソフトよりも既に多くのファーストパーティタイトルを発表しています。

しかし上手くいけばE3 2018でXboxファンを満足させる発表に期待することが出来ます。

 

ソース:

https://www.windowscentral.com/spencer-says-microsoft-looking-invest-more-first-party-studios

 

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