XboxOneはProject Scorpioまで初期型で頑張ろうと思っていたのですが先日の「Amazon1万円引き、実質2万円で買える」キャンペーンでXboxOne S買っちゃいました! 気にはなっていたのですが性能があまり変わらないと言うことでなかなか買う勇気が出なかったのですが満足感が凄いので色々紹介します。
Xbox One Sのスペック
XboxOne S | XboxOne | |
CPU | 1.75GHz 8コア AMDカスタムCPU |
1.75GHz 8コア AMDカスタムCPU |
GPU | AMDグラフィックス 914MHz |
AMDグラフィックス 853MHz 1.31TFlops |
RAM | 8GB DDR3 | 8GB DDR3 |
重量 | 6.4ポンド | 7.8ポンド |
再生ディスク | 4KUHD/BD/DVD/CD | BD/DVD/CD |
ネットワーク | 11ac対応 | 11ac対応 |
4Kサポート | アップコンバート | なし |
HDR | 対応 | なし |
その他 | 電源内蔵 | Kinect端子 ボディに高級感あり |
Xbox One Sの魅力
・4K対応(ゲームはアップコンバート)
・世界初4Kブルーレイも再生可能なゲーム機
・HDR10によるハイダイナミックレンジをサポート
・40%小型になった本体
・電源内蔵でコンパクト
・Windows10 UWPアプリが動作可能
・IRブラスター内蔵(従来機種はKinectが必要)
接続端子
接続端子を見ていきましょう。
「電源」「HDMI OUT(テレビに繋ぐ)」「HDMI IN(ケーブルテレビ等)」「USB 3.0 2ポート」「IR OUT」「S/PDIF(光デジタル)」「LAN端子」。
ちなみにUSBは正面にも1つあるので合計3ポート、ゲーム機でよくある電圧低めでバスパワーの製品は厳しいということもなくUSBのバスパワーハブを繋いでも全然動作するのも特徴でしょうか。
初期に話題になった欠点も改良済み
Xboxはユーザーの意見・要望を常に聞いて定期的に大型アップデートを行うことで細かな不満点もどんどん潰して言ってるゲーム機なのですがどうしても日本のサイトではXboxの更新情報までは届いていないところが多く、初期の印象のみ情報が出回りがちです。 ということでXboxOneの改善された例をいくつか挙げてみました。
Dolby Atmos対応など音響周りの問題も解決
Xbox One Sのレビュー記事で良くある「Dolby Atmos」などの最新のオーディオに非対応のため4K BDプレイヤーとしては微妙であるというレビューがありますが、ご安心下さい。 「4K Blu-ray」再生時はAtmosやDTS:Xといった最新のオーディオに繋ぐとデコードせずにそのまま出力できるためBD再生時は最新のサラウンドにも対応しています。 将来的にはゲームでも対応予定な他、普通のステレオヘッドフォンがサラウンドになる「Dolby Atmos」もサポート。(こちらもゲームには将来対応予定) 音響周りの機能はかなり整ってきたと言えるだろう。
ブルーレイプレイヤーのリモコン問題も解決
またブルーレイプレイヤー再生時にゲームコントローラで操作するのは使いづらいというレビューもありますが、これもご安心下さい。「別売りXbox Oneメディアリモコン」が超快適です。 正直Fire TVやApple TVのリモコンよりも使いやすいと思います。 肌触りが最高ですし、ボタンも大きく押しやすい。 ⅠボタンでOneguideに切り替えできる機能もあります。 後は持つと光るというギミックもあるので暗いホームシアター環境でも重宝しそうです。
Microsoft 2015-05-28
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上部の廃熱パネルが心配な人も解決
廃熱パネルの位置が上側にあるので水をこぼしたとき心配というレビューも見かけましたがご安心下さい。 「Xbox One Sは縦置き」も対応しています。 なので上からこぼしそうなら縦置きしてしまえば大丈夫です。 というか精密機械の回りに水は置かないようにしましょう。
日本マイクロソフト 2016-11-24
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アプリが少ない問題も解決
XboxOneはアプリが少ないというレビューもちらっと見かけましたがこれもご安心下さい。「XboxOneは審査で許可されたWindowsストアアプリ」に対応しています。 Windowsストアなのでもちろんアプリは少ないのですが、審査に出せば一般の開発者でもアプリが出せるので探せば案外他のゲーム機では絶対あり得ないようなアプリもあります。 なので実際の所HuluやDMMアプリなんかはないですがアプリの数だけならゲーム機ではダントツで一番多いと言えるでしょう。
マイクロソフト 2016-10-07
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ゲームが少ない問題は…
Xboxでよく言われるのはゲームが少ないという問題、これはなかなか難しい問題です。 実際の所大作ゲーム自体は遊びきれないほど大量に出てます。 が、ある程度雑食に洋ゲーを楽しめる人でないとなかなか興味が持てないラインナップであることは確かです。 逆に雑食洋ゲーマーならXboxゲームパス、EAアクセスに加入するだけでも遊ぶゲームに困ることはないでしょう。 Xboxの特徴としてはゲームソフトが激安で売られることが多いという部分もあるので「なんでもいいから洋ゲーやってみたい」という心意気なら十分楽しめるはずです。
日本マイクロソフト 2015-08-06
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いろんなものと並べてみる
XboxOne Sがどれくらいの大きさでしょうか。 折角我が家に迎えたのでお部屋のゲーム機と一緒に撮影してみましたよ。
XboxOneとXboxOne S
並べてみると一回り小さくなったのが分かります。 デザイン的な違いからか、Xbox One Sはかなり小さくなった印象があったのですが…
ちなみにOne S、コストを押さえるためか所々初期型よりチープです。 たとえば光沢部分がなくなって前面のXboxマークやディスクイジェクトがタッチからボタン式になっていたり、電源を入れたときの「ピロリン♪」も少し音質が悪くなった気がします。
しかしこの価格でこの性能と考えればやむ得ない部分でしょう。
Surface Pro 4とXboxOne S
さすがMS製品!? サイズ感がほぼ同じです。 微妙にXboxOneの方が縦幅は広いですしもちろん厚みもありますが上にのせても良い感じかも知れません(廃熱に難がありますがデザインがマッチして良いですね)
のせると一体型PCっぽい!?
Xboxストリーミングを使えばSurfaceでも最新ゲームがサクサク遊べちゃいますよ!
Xbox One SとPS4 Slim
同じ時期に出た省電力コンビ。
Xbox One Sの方が分厚いのですが、奥行きは短いです。 体積的には同じくらい?でしょうか。
並べてみると兄弟機っぽい感じで良い感じに並んでくれます。
前から見るとPS4 Slimの方が薄いのでXboxOne Sが大きく見えます。
PS4 Slimは全面にUSB 2.0が2ポート、Xbox One SはUSB3.0が1ポート前にあります。
裏面を比べるとPS4はHDMI、AUX(PS4カメラ)、電源、LANケーブルの4つだけと非常にシンプル。
Nintendo SwitchとXboxOne S
世界最小クラスの据え置きゲーム機、Nintendo Switchと並べたところ。
その差はかなりのもの!
コントローラなしだともっと小さい! やっぱりSwitchも凄いです。
XboxOneを知らない人に知って欲しいあんな機能、こんな機能
Xbox Oneってぶっちゃけどんなゲーム機なの? という人のために今回ちょっとだけXboxOneの凄いところ、教えちゃいます。
実はHD振動的な機能に対応している
一部対応ゲームのみではあるのですが、XboxOneのコントローラには4つのモーターが対応しており、銃の振動、車のアクセルやブレーキの振動が凄くリアルに感じるインパルストリガーと呼ばれる機能が入ってます! 振動も他社の物よりも強いのでブルブル震わせたい派は凄く臨場感があって楽しいですよ。 後地味に凄いのがコントローラ、最大8台まで同時接続出来るんですよ。
Windows10と繋がる、広がる
XboxOneはWindows10と連携します。 Windows10側でXboxOneの映像を1080p/60fpsでリアルタイムに受信して別の部屋で殆ど遅延なしにプレイすることだって出来ちゃいます。 他にも「Xbox Play Anywhere」対応タイトルならXboxOneで買ったゲームをWindows10でもそのままプレイ、Windows10のユーザーと一緒に遊ぶことだって出来るんです。 他にも一部Windows10のアプリがXboxOneで動くので、ちょっと面白いことが出来たりします。 たとえばRadikoのサードパーティアプリでラジオを聞きながらゲームをしたり、CFW導入済み3DSの映像をテレビに表示することまで出来ちゃったり…。
人が居ないなら、集めればいいじゃない。
Xboxにはグループとクラブという機能があります。 グループは「このゲーム○月○日○時から遊びたいから一緒にやろうぜ!」とすべてのプレイヤーに呼びかけられる機能。 今ではちょっと人が少ない360の名作や、実績談合したいときなどにおすすめの機能です。
もうひとつクラブはXboxで作れる、参加できるチームで色々なチームがあります。 もちろん日本人のクラブもたくさんあります。 なので「日本のレースゲー好き集まれ!」「ゆるくあそべるゲーム友達募集」など自分に合ったクラブに参加することで気軽に仲間を見つけられます。
また余談ですがXboxはユーザーが少ないこともあり基本的に日本人の皆さん、他のXboxユーザーにお優しいことが多いので新規ユーザーであっても気軽に参加して話しかけてみましょう。
独占タイトルも面白いゲーム結構あるよ!
「ファイナルファンタジーXV」「バイオハザード7」「グランドセフトオートⅤ」といったPS4などでも人気のタイトルがXboxOneでも遊べるのはもちろんですがXboxOneでしか据え置きでは遊べない隠れた名作タイトルが結構あったりします。
広大なオーストラリアを舞台に自由に車で走る「Forza Horizon 3」。 あのロックマン・メトロイドのクリエーターが送る「ReCore」、現代FPSの先駆け「HALO」などのタイトルがあるのでPCやPS4を持っていてもXboxOneがあると遊べる範囲が広がります。
Xbox360の名作だって遊べる
名作JRPG「ブルードラゴン」をXboxOneでプレイしたり思い出の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ガンスターヒーローズ」「パーフェクトダーク」「バンジョーとカズーイの大冒険」といったゲームをプレイしたりとXboxOneではXbox360の名作を一部対応タイトルに限ってプレイ可能。
対応タイトルは毎週のように不定期で追加されていっており、Xbox360のディスク又はダウンロード版があればそのままXboxOneでも追加費用なしで遊べます。
たまにXboxOneでXbox360のゲームを遊ぶとパフォーマンスが落ちるというお話がありますが、その多くはテスト公開時のもので、現在はむしろ殆どのタイトルがXbox360の実機で遊ぶよりも快適に遊ぶことが出来ます。
ゲームを山ほど、激安価格で。
まずXboxにはセールが非常に多く、なおかつ早いです。 例えばウォッチドッグス2というゲームが2017年11月末に発売されたのですが、2017年12月末のセールで40%オフになりました。 人気タイトルなのにこんなに値下がりが早い場合もあります。(もちろんこの限りではないのですが)
他にも1年間3002円払うだけでEAの人気作品が期間中遊び放題になる機能もあります。 バトルフィールド、ニードフォースピードといった名作が30本以上も遊べるのでこれに加入するだけでもXboxでゲームを満喫できます。サッカーゲームのFIFAやバスケゲームのNBAなども対象なのでカジュアルにゲームを楽しみたい人にもお勧めです。
遊ぶだけじゃない! 意外と何でも出来る。
「英語が学びたい?」無料のロゼッタストーンアプリで英語力を試したり、Skype英会話を使ってビデオ通話で海外の先生に英語を習いましょう。
「動画が楽しみたい?」NetflixやYoutube、VLCプレイヤーでお気に入りの動画を動画変換せずに再生することだって出来ちゃいます。
「音楽が聴きたい?」KKBOXならJ-POPももりだくさん! バックグラウンドミュージックでBGM代わりにすることも出来ます。
「ラジオが聞きたい?」Radicianを使えば1週間以内のラジオタイムシフトを聞くことも出来ます。
「テレビでネットがしたい?」Microsoft EdgeならHTML5対応! なんとAbemaTVのようなサイトも見れちゃったりします。
「テレビ録画がしたい?」StationTVならCS/BS/地上波の視聴・録画に対応。
「iPhoneと連携?」AirserverならテレビにiOSの画面を表示したり、iPhoneの音をテレビから流せます。
「実況配信がしたい?」TwitchやBeamといった配信サイトにすぐに配信!動画編集機能などもついてます。
人それぞれのライフスタイルに合わせて、テレビで楽しむスマートテレビアイテムとしてもおすすめです。
Xbox Oneユーザーから見たレビュー
やはり従来のXbox One、デカかったので今回小さくすっきりしたデザインになって本当に良かったです。 従来のXboxOneは大きいためラックに入れていると廃熱しづらい状態になり、夏場は発熱で長時間遊ぶと強制終了してしまうような場所に置いていたのですが今回のXbox One Sなら同じ場所に置いても余裕があるので熱も籠もらない感じがしています。
コントローラは通常の物を複数持っているのでこのOne SのものはPCのBluetooth用コントローラとして使ってみるつもりです。
気になるところ
やはり日本でのマイクロソフトの展開にはちょっとゲームがやってみたい程度の人には勧めづらい状態ではあります。
というのも自社のタイトルすら吹き替えで販売されず字幕だけになっていたり、海外で発売されているタイトルが日本ではXbox One版だけ出ないといった問題があるからです。 後は従来あったKinect端子がなくなってしまったのがKinectゲーマーとしては残念に思います。 とはいえUSBで接続すれば使えるのでこれからもKinectで遊ぶことは出来るのが救いでしょうか。 本体自体は文句の付けようがないほど素晴らしい(かつ安い)ので、安価に4KBDプレイヤー+最新ゲームをちょっと遊んでみたいという人にはおすすめです。
後本来XboxOneの売りであるはずの音声コントロール機能、日本語のサポートもう少しどうにかならないのでしょうか。 音声でゲームの起動は出来ないですし、日本語ではCortanaもまだサポートされてません。
ぶっちゃけ他機種と比べて
・ガジェットマニア心をくすぐる多機能さ
・持ちやすく最も考えられたコントローラ
・PS4と遜色がないグラフィック(細かい粗は多少あるけど正直気にならない)
・日本語ローカライズに不安がある(ファースト・サード含めて)
・激安価格でゲームが変える可能性が高い(Steamと比べても安いことも少なくない)
・雑食洋ゲーマーならあり、ゲームの趣味が偏ってる人には向かないかもしれない
総評
色々書きましたがいかがだったでしょうか。 XboxOne S、順当に良い子に育ってます。
Project Scorpioまでのつなぎに買いましたが動作音も静かですし電源は内蔵でコンパクトですしかなり使い勝手が良いですね。
格安4KBDプレイヤーとしても、安価にゲームを楽しむマシンとしても優れたXbox One S。
この機会にお一ついかがですか?
購入後はこちら「はじめてのXbox」あたりの記事を参考にしていただけると幸いです。
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