Microsoft製品を中心としたファンサイト

感動の映像…初代Xboxを題材にしたショートフィルム「Player Two」

 

子どもの頃の思い出はゲームとともに。

今日はXboxにまつわるショートフィルム、

「Player Two」をご紹介します。

 

 

この動画は2014年にYoutubeユーザー「00WARTHERAPY00」の

コメントを原作にしたショートフィルムです。

 

物語は主人公である16歳の少年が

物置で古いゲーム機を発見するところから始まります。

 

 

 

段ボールの中から取り出されたのは

少年が4歳の頃に大好きだったお父さんに

買ってもらった初代Xboxでした。

少年は父親と一緒にXboxで

ゲームを楽しく遊んでいたのですが、

少年が6歳になった頃に他界してしまいます。

 

 

そんな父親との思い出がたくさん詰まった

初代Xboxを父の死をきっかけに

封印してしまい、遊ばなくなりました。

 

 

10年後、

物置で見つけた初代Xboxを何気なく

電源を入れてみることにしました。

 

 

遊んだタイトルは父親と昔よく遊んだ

レーシングゲーム、

「ラリースポーツチャレンジ」です。

 

 

久しぶりに遊んでみると、

もう1台走っている車に気付きます。

 

 

それは父親の車(ゴースト)でした。

 

 

 

レースゲームの多くでは

最速で走ったときのデータが記録され、

ベストラップの動きが

次回のプレイの時に表示されます。

 

つまりゲーム中に表示されているゴーストは

父親がプレイした動きそのままの姿だったのです。

 

父親のゴーストを見つけた少年は

ラリースポーツチャレンジを毎日プレイし

父親に勝つために何度もレースをします。

 

 

そして何度も、何度も少年は

このゲームをプレイしつづけ、

ゴーストとの距離を縮めていきます。

 

そして、ついにはゴーストを

ついに抜くことが出来ました。

 

しかしゴールの直前、

少年はコントローラから手を離してしまいました。

 

 

というのもゴーストを記録できるのは

もっとも早い1台だけ…。

もしこのまま父親のゴーストを抜いたまま

ゴールしてしまうと父親のゴーストを上書きしてしまい

父親のゴーストはいなくなってしまいます。

 

 

少年はそこで走るのをやめ、

父親のゴールする姿を見届けました。

 

 

最後を締めくくるのはこんな言葉

「神のご加護を」

 

 

ゲームを通して亡き父親と再会する。

現代ならではの作品ではないでしょうか。

 

動画

 

ラリースポーツチャレンジとは?

Xboxで発売されたラリーレースゲーム。

販売はマイクロソフト、開発はDigital Illusions(DICE)。

バトルフィールドやミラーズエッジのDICE製だけに

圧倒的に美しいグラフィックと演出が魅力。

路面や障害物の質感、煙、コースに残るタイヤ跡なども

細かく描写されています。

 

さらに雲の流れから日光の輝き、

雨や雪の表現なども細かいのが特徴。

 

48トラックの豊富なコースと

29車種のライセンスカーを収録。

音声も5.1chに対応しており

当時としてはなかなか凄いゲームタイトルでした。

 

 

続編もXboxで発売されたものの開発元の

DICEがEAに買収されたため

最近は新作が全くリリースされていません。

 

ついでに紹介初代Xbox

日本ではXboxといえば「Xbox360」を示すことが多いようなのですが

PlayStationにPS3、PS4があるように

Xboxも複数の機種があります。

 

初代Xboxは2001年にアメリカで発売されたゲーム機で

PCのゲームには必須のAPI「Direct X」からコードネームを撮っており、

Direct X BOXを略してXboxと読んだのが語源のようです。

 

当時のゲーム機としてはかなりの構成の憂っプリで

CeleronCPU(Pentium 3ベース)、

Nvidia 3の改良GPUを搭載してます。

また8GB HDDを搭載してました。

 

当時のゲーム機としては珍しく

1920×1080の出力にも対応していました。

 

現在後継機にXbox360(2005)、

さらにXboxOne(2013)が発売されてます。

 

 

この動画のコメント(海外の反応)

「私は32歳のゲーマーです。

私の父が死んだとき、私は13歳でした。

 

畜生、今俺は泣いてます」

 

「この映像で泣いてしまいました」

 

「心に届くビデオだ。」

 

--

 

Xboxドイツ

「素晴らしい物語!

ドイツXboxチームから感謝します」

 

00WARTHERAPY00

「…

 Thank you(原文ママ)」

 

 

日本マイクロソフト (2016-02-18)
売り上げランキング: 4,707

--

 

いい動画ですね…。

ゴーストが残ってたなんて素晴らしい。

(N64、PSのゲームはメモリーカード、コントローラパックの容量の

関係でゴーストは保存してませんでした)

 

ちなみに私は旧箱は持ってなかったのですが

ラリースポーツチャレンジは友達の家で遊んだことがあります。

 

 

最近のゲームでは画面分割プレイが搭載されてないことが多く

ゲーム機を1人で遊ぶ(またはオンラインで遠くの人と遊ぶ)ことが

多くなりましたがやっぱりオフラインマルチプレイは

思い出が出来やすいので残して欲しい機能ですね。

 

ところでこの動画では”ゴースト”に残った

父親をゲームを通して感じるという内容でしたが

これから後10年後にクラウドAIなどを通して

亡き人のデータをしることになれば

より多くの情報が残りそうですね。

(Miitomoが10年後、20年後もあれば

 意外と知らない事実とか分かっちゃうかも知れません)

 

--

  • B!