ゲーミング(Xbox/Windows)

「Fable Legends」開発中止を発表、ライオンヘッドスタジオ閉鎖の可能性も。

 

マイクロソフトはWindows10/XboxOneのクロスプラットフォームタイトル第1段として

発表されていたタイトル、「フェイブルレジェンド」の開発中止を発表しました。

またフェイブルシリーズの製作会社で知られるライオンヘッドスタジオの閉鎖も

検討しているとのことです。

 

Lionhead_Studios_Logo[1]

 

 

 

 

Fable Legendsとは?

E3 2014で発表されたフェイブルシリーズ最新作。

4人協力+1人の敵 という斬新な非対称マルチプレイで

発表当時からWindows10とのクロスプレイを

売りに開発していたタイトルです。

 

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当初は2014年秋のリリースを予定していましたが

長引く開発延期で2016年になってもリリース出来ていない状況でした。

 

3日前にもアップデートがあったばかりのFable

フェイブルレジェンドは頻繁にアップデートが行われており、

現在の状態はクローズドベータであったものの、

Updateは既に 20.1になっていました。

 

開発中止について

今日我々は困難な決断を行い、

フェイブルレジェンドの開発中止と

ライオンヘッドスタジオの閉鎖を従業員議論しました。

 

Rook-Shroud-RedCap-jpg[1]

 

現在従業員とマイクロソフトスタジオUK内の

別のポストに就けるよう話し合いが進められているとのこと。

 

フェイブルレジェンド終了について

現在クローズドベータを参加しているユーザーは

2016年4月13日15時(GMT)までサービスは提供されます。

ゲームはこの時間から接続出来なくなります。

 

ライオンヘッドスタジオについて

ロンドンから南に行ったところにあるギルフォードという

小さな街で巨匠ピーターモリニューによって創設されたゲーム会社。

 

Heroes_Team[1]

 

1996年に設立されたスタジオで

2001年発売のフェイブルが大ヒット、

Xboxを代表するRPG作品となる。

 

2006年にマイクロソフトスタジオに買収され

正式にMicrosoft Studio傘下になる。

 

2012年にはフェイブル・ザ・ジャーニーを最後に

創設者のピーターモリニューがスタジオを離れて以来

新作タイトルの発売はしていなかった。

 

 

ライオンヘッドスタジオの作品

・Fable Anniversary(リメイク)

・Fable The journey

・Fable heroes

・Fable 3

・Fable 2

・Fable

・Black and white 2

・Black and white

・The movie

 

開発中止と閉鎖の理由を考える

気になる開発中止と閉鎖の理由を考えてみます。

※これ以降、WindowsPhoneteqの

勝手な予想記事になります。ソースはありません。

 

“Fable Legends”開発中止の理由

開発中止の理由は公表されていません。

しかし開発中止の理由は”技術的な問題”でも

”予算的な問題”でもないとwpteqでは予想しています。

 

私は幸運にもFable legendsのクローズドベータへの

アクセス権をもらうことが出来、実際になんどかプレイしていました。

 

Fable-Legends-Announce-Trailer-1[1]

 

初期バージョンではフレームレートなどの問題があったものの

2016年の最終バージョンのビルドではゲームプレイには

特に不具合もなくフレームレートも安定していましたし

解像度も製品レベルの完成度に見えました。

 

コンテンツの方も多彩なプレイアブルキャラクターに

豊富なミッション、レベリングシステムや

コスチュームなどたくさんのコンテンツが既に用意されており、

街でアイテムを買ったり歩き回ることもできました。

 

 

上記のことを考えると、おそらくこのゲームは完成されてました。

にも関わらず発売されなかったのは

このゲームが完成してみたら

”イマイチ面白くなかった”のが問題ではないかと思います。

 

 

このゲームは4人ヒーローvs1人敵で戦う

非対称対戦というまだ殆ど例がない実験的なジャンル

手を出しており、従来のフェイブルシリーズのような

”重大な選択””重厚なストーリー”もない

作品になっていました。

 

そのためこのゲームはFableシリーズから

戦闘要素のみを抜き出したような内容になっており

過去作品に比べて中身が薄っぺらいようにも感じました。

 

このようなこともあり恐らくベータ参加者からの評判も悪く、

”クローズドベータ参加権を持っている人”すら

1度遊んでから殆ど遊んでなかったのではないかと思われます。

 

なので製品としてリリースしても

F2Pとして長い期間のサービス継続も

難しいと考えてリリース中止になったのだと思われます。

 

 

ライオンヘッドスタジオ閉鎖の理由

100名ほどの比較的小さめなスタジオであった

ライオンヘッドですが、元々巨匠”ピーターモリニュー”氏が

自身のゲームを自由に作れるように創設されたスタジオでした。

 

そのピーターモリニュー氏が2012年にスタジオを離れてから

モリニュー氏なしで作る練習として

モリニュー氏が手がけた「フェイブル1のリメイク」を開発しました。

しかしこちらのリメイクも”新作ではないのにもかかわらず”

評価はさんざんな物でした。

 

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そんなリーダーをなくしたライオンヘッドスタジオが

初の新作タイトルフェイブルレジェンドを製作し、

ベータの時点でのユーザーからの反応や

社内受けも悪かったので恐らくスタジオ閉鎖の

方向に急転換したものと思われます。

 

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個人的にはこのスタジオの作品は

”フェイブル2”以降ぱっとした作品がないなあと

思っていたのでこの判断は納得できる反面

ファンとしては寂しいと感じました。

 

スタッフ及び関係者の皆様

長い間お疲れ様でした。

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  • この記事を書いた人

のっそす(WPTeq運営)

WPTeqのメインライター兼管理人。 初めてパソコンを購入した際にWindows Meでトラブルに見舞われ、それ以降Windowsに関するさまざまな資料を読むようになる。 Zuneに惚れ込んで以来、Microsoft製品にハマる。 好きなピニャータはファッジホッグ。

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