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Microsoft WindowsPhoneの「Cortana(コルタナ)」はSiriやGoogleNowと何が違うのか。

アップルのSiri、そしてGoogle nowとMicrosoftの独自モバイル用パーソナルアシスタント、

コルタナは一体何が違うのでしょうか。

今回はコルタナについて語ってみたいと思います。

 

 

コルタナの名前の由来

コルタナとは、Xboxの人気ゲームシリーズ「Halo」に登場する高度な知能を持つAIです。

ゲーム中はホログラムで具現化されることもあり、主人公であるマスターチーフとともに行動する。

ゲーム中では感情を表に出さないチーフの代わりに常に登場するキャラクターのため、

この「Halo」をプレイしたユーザーなら誰もが思い入れのあるキャラクターの一人です。

(恐らく開発者も相当思い入れがあったのでしょう)

 

ゲーム中では次に行くべき場所や状況を教えてくれたりする役割なため

まさにWindowsPhoneにぴったりなキャラクターというわけです。

 

ゲーム「Halo」とは

アメリカでマリオの次に人気のあるゲームキャラクターと言われる「マスターチーフ」が主人公の

FPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームです。

簡単にいえばエイリアンと地球人がドンパチ戦争をする話なのですが、

賢いAI、優れたゲーム性が話題になり発売以来世界中で大ヒットを巻き起こしました。

ただしゲームが難しかったこと、Xboxでしか発売されていないことから

日本ではあまり知られていないゲームソフトです。

 

WindowsPhoneのCortanaとは

まだベータ版ということ、そして英語版を試すのに私が十分な英語力がないこともありますが、

使ってみた感想としてはほぼSiriと同じといったところです。

しかしいくつかユニークな点があります。

 

Bingプラットフォームを搭載した新しいAI

まずCortanaがベースとする知識はBingという検索エンジンをベースにしています。

Bingは検索や天気、ニュースだけではなくCortanaというAIを使うことで

さらに進化したものになりました。

 

※余談ではありますが、AppleのSiriもMicrosoftのBingから知識を引っ張ってきてます。

 

GoogleNowにも似た存在

コルタナはユーザーの好みや人間関係を理解し、カテゴリーの中からユーザーに取って

必要な情報を持ってきてくれる。これらの情報を常にBingで調べてくれるわけだ。

またノートブックと呼ばれる記憶部分にユーザーの関心、

よく訪れる場所を設定することで位置情報をベースにした情報も教えてくれる。

 

Cortanaにできること。

検索はもちろん、株やスポーツ、天気などの情報を定期的に教えてくれます。

リマインダーやアラーム、アプリ起動なども対応しています。

 

また外部アプリであるHuluやSkypeといったものとも連携し

あらゆる機能を提供してくれます。

サードパーティにも開放されているので、対応アプリが開発されれば

どんどん進化していくことでしょう。

 

将来的には様々な知識を吸収し、

立派なAIへと成長することでしょう。

 

Cortanaならではの個性

「今日はジョンと会うから3時に思い出させて」とリマインダーに設定すると

コルタナはジョンとユーザーがどういう関係なのか考え、察してくれます。

また電話の内容などからも察すことができるそうです。進化してますね。

 

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私は元々ゲーム「Halo」の大ファンでして、

一応シリーズの全作品プレイしてきました。(ノーマルモードでしかクリアしていないんですけどね)

そんなコルタナがWindowsPhoneの機能として現実に登場すると知った時は

本当に興奮してしまいました。

 

以下Halo4のネタバレを含む内容でコルタナの動画

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